新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で3日、4人の死亡と、10歳未満～80代の男女87人の感染が新たに確認された。うち61人の感染経路が不明。1日当たりの新規感染者数は2日連続で100人を下回った。
横浜市は、60～90代の男性3人の死亡を発表。60代男性は8月6日に陽性と判明、市外の病院で入院していた。死因は新型コロナによる肺炎という。90代の男性2人はともに基礎疾患があり、1人はクラスター（感染者集団）が発生した有料老人ホームの入居者、もう1人はクラスターが起きた汐田総合病院（同市鶴見区）の入院患者だった。
川崎市は、70代女性の死亡を発表した。8月20日に陽性が確認され、同23日に市内の医療機関へ入院。10月1日、新型コロナウイルス感染症のため亡くなった。高血圧の基礎疾患があり、コロナワクチンは接種していなかったという。
県によると、クラスターと認定された小田原保健福祉事務所管内の保育園で、新たに園児1人の感染が判明。陽性者数は計8人となった。
