中日・与田監督 若手への切り替えに言及…V逸は関係なく「答えはいつもと一緒です」

またも打線が機能しなかった中日・与田監督

中日は3日の阪神戦(甲子園)で0―1と今季13度目の零封負けで3連敗。先発・小笠原が7回1失点と好投したが、打線が振るわず。相手先発のガンケルら阪神投手陣の前に、散発5安打で無得点と沈黙。痛恨の2試合連続零封負けを喫した。

以下は与田剛監督(55)の主な一問一答。

――打線はガンケルの動く球を攻略できなかった

与田監督 簡単ではなかったと思う。いろいろとミーティングの中でやってきたことに挑んでいったが、これはもう仕方ない。

――7回の攻撃で三走・福田が本塁へ盗塁死

与田監督 これは決してミスではないんでね。やっぱり1点を取るためにいろいろ難しいことは出てくる。これはベンチの選手も含めてできるようにしていかないといけない。ミスではない。

――ベンチにはいろんな選択肢がある中で、福田に代走を送らなかったのは

与田監督 いや、それはもう皆さんいろいろ考えがあっていいのでは。私がやっていることはそれが結果なので。そこでそういう判断をしなかったということ。うまくいかないといつもね、結果が出ないとそういう見方はされる世界ですからね。それはしょうがない。

――2回には一塁走者の福留にエンドランを仕掛けた

与田監督 成功したときはそういう判断になるし、今言ったようにうまくいかなければ、違う方法をしたらうまくいったのではということを言われてしまう。それはもうしょうがない。いろんな選択肢の中でやっていることがわれわれの判断なので。

――4試合連続先発出場の岡林をスタメンから外し、福留を起用したが、優勝の可能性がなくなっても来季以降を考えて若手をどんどん起用していく考えは

与田監督 私の答えは一つ。われわれがやることを見ていただければ、いろんな答えがある。岡林を上げたことも、スタメンで使ったことも、来年のことも考えて起用もしている。だからといって、他の選手は考えなくていいかっていうわけではない。

――優勝がなくなっても考え方は変わらず

与田監督 それは関係ない。それはわれわれが戦っていくことだから。われわれの中でやっていることなので、答えはいつもと一緒です。

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