【バスケット】女子日本代表がアジア・カップ史上初の5連覇!若手中心のメンバーで中国に勝利

東京五輪で銀メダルを獲得したオコエ桃仁花(代表撮影)

東京五輪銀メダルのバスケットボール女子日本代表は3日、アジア・カップ決勝(ヨルダン・アンマン)で東京五輪ベスト8の中国に78―73で勝利し、史上初の5連覇を達成した。

高さで優る相手に36―39とリードを許して前半を終える展開となり、第3クオーター(Q)でさらにリードを広げられた。しかし52―57で迎えた第4Qに26点を奪って一気に逆転し、勝利をつかみ取った。司令塔の宮崎早織(ENEOS)は26得点7リバウンド11アシストとオールラウンドに活躍し、オコエ桃仁花(富士通)は21得点をマークした。

日本女子は世界の強豪相手に東京五輪で銀メダルを獲得したが、今回は若手中心のメンバー。五輪メンバーは12人中、宮崎やオコエら5人だけでも、ほぼ東京五輪メンバーだった中国に対して選手層の厚さも見せつけた。

日本女子を銀メダルに導いたトム・ホーバス監督は男子の代表を指揮することになり、東京五輪でアシスタントコーチを務めた恩塚亨氏(42)が監督に就任。プレッシャーのかかる中、初陣からしっかり結果を残した。大目標は2024年パリ五輪の金メダル獲得。日本バスケ女子が力強く新たなスタートを切った。

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