暗闇でペグやロープに引っかからない! 夜間のキャンプを安全に過ごすライト・蓄光アイテムを紹介

夜の闇に飲まれたキャンプ場で、テントやタープのガイロープ(張り縄)に足を引っかけることは、キャンプに行ったことがある人ならきっと一度は経験しているはず。特に小さな子供がいると、引っかかるだけでなく転倒などの危険も……。ヒヤッとしたり痛い思いをしたりしないために我が家が取り入れた、つまづき防止の対策をご紹介します。

夜の暗いキャンプ場 ガイロープに気付かず引っかかるトラブルが多発

筆者撮影

テントやタープの設営に欠かせないガイロープ。レイアウトによってはあちこちにガイロープが張り巡らされていることも。気が付かずに足を引っかけてしまったり、場所が悪ければ首にガイロープが引っかかる危険性もあります。

明るい昼間でも注意不足で引っかかることがあるというのに、夜間ではその危険性は倍増。自分たちはもちろん、自分のサイトの近くを通る他の方にも危険が及ぶ可能性があります

できるだけ危険を取り除いて安心安全なキャンプがしたい!ということで、ガイロープに引っかからないよう対策することにしました。

【ダイソー&セリア】100均でも便利なアイテムがたくさん! 実際に使ってみた

最近の100均のラインナップには驚かされますが、ガイロープつまずき対策のアイテムも多く取り扱われています

今回は、ダイソーとセリアで100円で入手できるアイテムを購入しましたので、どれくらい効果があるのか検証してみました!

100均グッズ① 光る! キャンピング用ロープ(ダイソー)

筆者撮影

こちらはダイソーで購入できる、蓄光タイプのガイロープ『光る! キャンピング用ロープ』です。

実際に暗闇で使用してみました(キャンプ自粛中に付き、おうちで検証です)。

筆者撮影

あ、どうしましょう。まったく見えないですね。

筆者撮影

これは、iPhoneのカメラのナイトモードで写したものです。

上2本が通常の白いガイロープ。下2本が100均の蓄光ロープです。

カメラの性能のため見えないのかと感じますが、肉眼でもあまり光って見えませんでした。これではあまり効果は感じられませんね。

おすすめ度:★☆☆☆☆

100均グッズ② 光る!キャンピング用蓄光ストッパー(ダイソー)

筆者撮影

こちらもダイソー商品の、『光る!キャンピング用蓄光ストッパー』

外ロープに引っ掛ける、蓄光タイプのストッパーが4個入っています。

筆者撮影

遠目からの撮影です。

真ん中に2個、ロープに引っ掛けたストッパーがぼんやり見えますね(検証のためなので、本来の使用法とは異なります)。

筆者撮影

近付いて撮影してみました。しっかり視認出来るくらい光っています。

目線の高さに付けていれば、ここにロープがあることに気付くかもしれません。しかし、周囲が明るくなるわけではないので、完全にロープを認識できるかといえば難しいかもしれません

おすすめ度:★★☆☆☆

100均グッズ③ テントロープ用LEDライト(セリア)

筆者撮影

『テントロープ用LEDライト』は、セリアで購入できます。

ボタンで電源のオンオフができ、使う時のみオンにすればいいので、すぐ電池が切れてしまうこともないようです。

ボタンを押すたび、点滅→ゆっくり点滅→点灯→消灯と選べるので、お好みのモードで使用できます。

筆者撮影

まずはなんの光源使用していない状態です。まっ暗です。

ガイロープが白なのでかろうじて見えている状態ですね。

筆者撮影

セリアの『テントロープ用LEDライト』を点灯させてみました。使用は1個だけなのに、思っていた以上に明るいです!

光の色は白。ここは好みが分かれる色ですね。筆者はキャンプで使う灯りは電球色が好きなので、ここはちょっぴりマイナスポイント。色にこだわらない場合は、なんの問題もないと思います

このタイプのライトはLOGOS(ロゴス)からも販売されていますが、ロゴスの製品は1個当たり約467円(税込み)です。それに対してセリアのライトは1個当たり100円!コスパは断然セリアの方が良いですね。

電池はCR2032のボタン電池使用で、電池が切れたら交換も可。繰り返し使えることも高ポイントです。

おすすめ度:★★★★☆(光の色が白のため星-1)

サイトの雰囲気も壊さずつまずき対策を! ガーデン用のソーラーライトもおすすめ

テントロープ用LEDライトは周囲をしっかり照らしてくれるので、つまずき対策には十分な効果があると思います。

しかし中には、白色の光がどうしても人工的に見えてしまうという方もいると思います。

せっかくなら、キャンプサイトの雰囲気も壊さずにつまずき対策をしたいですよね。

そんなことを考えている時に筆者が訪れた、キャンプの聖地『ふもとっぱら』。オールフリーサイトのふもとっぱらは、夜になるとトイレ周辺以外は暗くなってしまいます。そこで、かわいらしいライトでつまずき対策をされている方を発見……!

Amazonで似たようなライトを探しまくって、ついに筆者も購入しました!

ガーデン用のソーラーライト『ソーラーグラウンドライト』で間接照明風に照らす

アウトドア用ではなかったため、Amazonで見つけたライトが正解なのかわからずの購入でしたが、結果的には満足のいくライトでした。

筆者が購入したライトはこちら。

筆者撮影

『JESLED』のガーデン用のソーラーグラウンドライトです。

カラーは「Warm White」という暖色系のカラーをピックアップ。

今回購入したものは、8個セットで2,499円(税込み)。1個当たり約312円(税抜き)です。※Amazon、2021年10月現在の価格

ロゴスのテントロープライトよりもコスパが良いこともポイントです。

ソーラーライトなので、もちろん電池は不要。充電は日中、陽の当たる場所に置いておくだけでOKです。ガーデン用なので防水性も◎!

それでは、中身を確認してみます。

筆者撮影

ライト本体・組み立て式の埋め込み用パーツが入っています。

筆者撮影

地面に埋め込む場合は、パーツを組み立ててライトに取り付けます。

筆者撮影

地面に埋め込んでみました。埋め込み用のパーツのツメがしっかりしているので、ずれる心配はありません。

LEDが花のように見えて、とってもかわいらしいです

ライトの色も温かみのある色でGOOD。庭に日常使いしてもいいなと思いました。

これを、ガイロープのペグを打っているところに設置します。

筆者撮影

キャンプで使用する際は、埋め込みパーツは取り付けなくても良いと思います。ペグの近くにポンと置くだけでOKです。

しっかり充電した後なのですごく明るいです。ロープもしっかり視認出来ますね。

ここまでの光量だと明るすぎないかなと思いましたが、光はライトに対してまっすぐ上に飛ぶので、斜めから見ればそこまでまぶしく感じませんでした

他のサイトに迷惑がかからないようにするには、自分のサイト(テントやタープ)に向けて設置すれば良いと思います。間接照明としてタープに反射して、雰囲気のある光になるのではないかと思います。

早く実戦投入してみたいですね!

おすすめ度:★★★★☆(コストが少し高めな点で星-1)

こちらのライトはクローバー型でLED8個のタイプですが、円形やLEDの数が少ないタイプも販売されています。価格も様々なので、気に入るデザインのライトを探してみてくださいね♪

ガイロープをライトで照らして危険を回避! キャンプの夜間も安心安全に

筆者撮影

サイトの雰囲気も壊さない、間接照明風のかわいいガーデンライトを導入したので、夜間にトイレに行くときにも危険を回避できそうです。

せっかくのキャンプ、不意の転倒でケガはしたくないものですよね。

自分が導入しやすいアイテムを使って、夜間のキャンプも安心安全に楽しみましょう!

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