九州高校野球長崎県大会 諫早農、長崎日大4強

【準々決勝、諫早農-長崎商】3安打1失点で完投した諫早農のエース浜崎=県営ビッグNスタジアム

 第149回九州地区高校野球県大会第8日は3日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準々決勝2試合が行われ、諫早農が夏の甲子園に出場した長崎商に2-1で競り勝ち、初の準決勝進出を決めた。長崎日大は鎮西学院に5-0で快勝。これで4強が出そろった。
 諫早農は三回2死三塁から、敵失の間に三走が生還。八回2死一、三塁からは、福田が左中間へ適時二塁打を放って1点を追加した。投げてはエース右腕浜崎が完投。七回まで1安打に抑え、八回に1点を返されたが、集中力を切らさずにコースを突いて逃げきった。
 長崎日大は初回、松尾の右中間適時三塁打などで2点を先行。二回に平尾の左越えソロで1点を加えると、五回に河村、百武の連打から2点を挙げて突き放した。今大会初先発した背番号1の右腕種村は8回1安打無失点と存在感を発揮。九回は左腕川副が締めた。
 第9日は9日、ビッグNで創成館-海星(10時)と長崎日大-諫早農(12時30分)の準決勝2試合を実施。両試合の勝者が2枠の九州大会(11月6~12日・鹿児島)出場権を得る。


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