【新日本】オカダがYOSHI-HASHIとのCHAOS同門対決を制し『G1』三連勝!<G1 CLIMAX31>

新日本プロレスは9月29日(水)、東京・後楽園ホールで『G1 CLIMAX 31』第6戦を開催。

今大会ではBブロック公式戦(3日目)全5試合が行われた。

メインでは『G1 CLIMAX 31』公式戦としてオカダ・カズチカ(2勝0敗)とYOSHI-HASHI(0勝2敗)が対戦。

CHAOS同門対決となったこの一戦。

互いに手の内を知り合う両者だけに序盤から気合の籠った試合を展開。

YOSHI-HASHIも意地を見せつけカチ上げ式ラリアットからバタフライロックでオカダを追い込んでいく。

一進一退の攻防を繰り広げた両者であったが最後はオカダが開脚式のツームストンパイルドライバーからレインメーカーにつなげ公式戦三連勝を飾った。

▼試合後、勝利を収めたオカダがリング上からマイクアピール

■オカダ「後楽園ー!!今日も熱い熱い声援、本当にありがとうございました!こういう同じチーム同士で戦う、『G1』らしく熱い戦いができました。オカダ・カズチカ、3戦3勝。もうそろそろ、イヤになってきたんじゃない?オカダ、強くて、もういいよって思ってきた人もいるんじゃないの?まだまだだよ。まだまだ、強い『G1』、強いオカダ・カズチカ、見せていきます。ま、公式戦、A、B共に3試合終わって、9つの公式戦のうち、三分の一は終わりました。でもさ、まだ三分の二あるんだよ、ヤバくない? まだみんな、熱い灼熱の秋、すごしたいよね?任せてよ。なぜなら“レインメーカー”オカダ・カズチカが、ここ新日本プロレスに、『G1 CLIMAX』のリングに立ってるから。わかるでしょ?俺がいるかぎり、このリングに何が降るのか。まあ、『G1』、次はBブロック、浜松でお会いしましょう。熱い、熱い、秋をみなさんにすごしてもらうことを約束します!本当に今日はありがとうございました!というわけで、『G1 CLIMAX』に、カネの雨が降るぞ!」

※試合後バックステージコメントを全文掲載。

『G1 CLIMAX 31』
日時:2021年9月29日(水) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:664人

▼第5試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
オカダ・カズチカ 〇(3勝0敗=6点)
vs
YOSHI-HASHI ×(0勝3敗=0点)
26分53秒 レインメーカー→片エビ固め

➡次ページ(試合後バックステージコメント)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

■試合後バックステージコメント

(※オカダはインタビュースペースに着くと、少し横の壁に手をついて)

オカダ「何かあれば」

──事前には「足元をすくわれるかもしれない」っておっしゃってて、ここ最近の全てをぶつけてくるようなYOSHI-HASHI選手の攻めでしたが。

オカダ「本当に、棚橋戦でもそうだけど、今日はね、ヤングライオンの時を思い出してしまったというか。後楽園で最初にシングルマッチやってたし、最初にレスリングやってただけで、何か、エモかった。ま、そんだけ。オレはもっと先見てるんで」

──YOSHI-HASHI選手は「間違いなく特別な存在」だと。

オカダ「ま(笑)、何言ってんのって。ボクからしたらね。オレからしても特別ですよ。ホントに、ヤングライオンの……ヤングライオンの前ですよ。新日本プロレスに入って、お互いがデビュー目指して頑張って、その中でやってるんでね。ま、でも別に、オカダvsYOSHI-HASHIのストーリーは『G1 CLIMAX』の公式戦がゴールだと思ってないんで。まだまだデカい舞台あるんで、そういうとこでやってもいいですし。ただね、まぁ『G1』……『G1』なんですよ。負けて、温かい拍手はボクはいらないんじゃないかと。あれでね、『あーよかった、いい試合できた』と、そんな失礼なこと、YOSHI-HASHIさんにやるのは、ボクはどうかと思うし。叱ってやってね、まだまだ上でやんなきゃダメなんだと、そういう風に思う舞台が、ボクは『G1』だと思うんで。ま、今日のあの温かい拍手、YOSHI-HASHIさんは悔しかったんじゃないかと思うんで、ホントに、公式戦だけじゃなくてですね、まだまだ、CHAOSなんでね、(普段は)やる機会がないですけど、やっていけたらと思います。

──浜松では、今度も同じCHAOSの後藤選手とですが。

オカダ「まぁ、後藤さんもホント、久しぶりにやるんで。まぁでも関係ない。久しぶりだからどうだとか、CHAOSだからどうだとか。ただ強い男を決めるリーグ戦の最中なんで。終わってみれば、『CHAOSの熱い戦いでした』と思うと思うんですけど、熱い戦いをしますっていうのももちろんあるけれども、そこはね、強いオカダ・カズチカ、レインメーカー・オカダ・カズチカを見せてく舞台なんで。後藤さんにも申し訳ないですけど、軽く先を見させてもらおうかなと思ってます(※と、歩いていこうとして、少しよろけて横の壁に手をつく。小声で「お、効いた~」とつぶやいて控室へ)」

YOSHI-HASHI「(※インタビュースペースにたどり着くと床に座り込んで)最後、チャンスあったと思ったけどね、まだまだあと一歩、及ばなかったよ。オカダは、オレがデビューする前、同じ期間に練習生やってたからね。新日本プロレスで、寮生活して。間違いなく、オレにとっては特別な存在の一人だし。

オレはデビュー戦、後楽園ホール、ここの第0試合、ダークマッチ。入門するまでに3回かかって、それでも落ちて、運よく新日本プロレスには入れて、第0試合でデビューした。今日、オレがやった試合、メインイベントだよ。メインイベント、シングルで。いろいろあったよ。いろいろ、ホントあった。

でも、まだこれが始まりであって、こんなところでくたばってたまるかって思ってるからね。まぁジェフ・コブとオカダ、規格外のヤツと試合して、次はタイチ。タイチはここ数年で、メチャメチャ、メチャメチャ、すごい勢いで上がってってる。

次、浜松、どうなるか分かんないっていう本音もあるけど、でも! オレは必ず、アイツから勝ちを取らないと始まんないから。今日のオカダ戦、負けたけど、すげぇ自信になったから。まだまだこれからだ。始まるのはここからだよ」

<写真提供:新日本プロレス>

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