さいかい丼フェアがスタート スイーツ丼も登場 「いずれも個性豊かな丼ばかり」

タイやヒラメでご飯を覆った「おくうら海鮮丼」=西海市崎戸町

 食欲の秋を満喫してもらおうと、長崎県西海市内の飲食店で、地元産の魚や肉などをメイン食材にした丼を提供する「さいかい丼フェア」が始まった。17店舗が工夫を凝らした丼を提供している。11月30日まで。
 市や市観光協会、市商工会、店主らでつくるさいかい丼協議会が2007年から開催。今年は宿泊施設やすし店などが800~3300円でオリジナル丼を提供している。
 同市崎戸町の飲食店「おくうら」ではマダイ、ヒラメなどをご飯の上に敷き詰めた海鮮丼(1790円)を提供。店主の竹村真一さんは「いずれも個性豊かな丼ばかり。いろんな店を食べ歩いて、西海市のリピーターになって」とPR。
 デザートのスイーツ丼は2店。初参加の同市西海町の「お菓子のいわした」はチョコレート製の「食べられる器」に、生クリームなどを盛った白鳥の湖丼(800円)を販売している。
 メニューや地図を掲載したチラシは、参加店舗や観光案内所などで配布している。問い合わせは市観光協会(電0959.37.5833)。

市内に住み着いているハクチョウをイメージした「白鳥の湖丼」=西海市、お菓子のいわした

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