うみまちアート来場者2万2176人 3/4は市内から

 「なおえつ うみまちアート」実行委員会は4日、同イベントの来場者数を延べ2万2176人と発表した。

 同イベントは上越市直江津地区4会場に現代アート作品を展示。7月31日の市民向け前日祭で始まり、翌8月1日から9月26日までの58日間行われた。当初は交流人口拡大の狙いもあったが、コロナ禍のためアートによる地域活性化を主な目的に実施した。

うみまちアート最終日のクロージング。出展した作家がイベントや直江津への思いを語った

 来場者は最初に訪れた会場で渡されたリストバンドを着けて観覧した。集計は各会場の延べ人数で、直江津駅前通りに設けたインフォメーションセンターの来場者も含んでいる。

 来場者の内訳は同市内が大多数となる75・7%、県内が13・6%。県外は10・7%で、そのうち東京、神奈川、埼玉、千葉が4・1%、長野県が3・9%、その他北海道から福岡県などの24道府県からが2・7%だった。来場者数の分析や評価は今月開かれる実行委員会で行われる。

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