不動産リノベーション事業などを手掛ける(株)セントラルシティ(兵庫)が事業停止、債務整理へ

※画像は実際の企業と関係はありません

 (株)セントラルシティ(TSR企業コード:576524271、法人番号:5010001143858、神戸市中央区加納町3-1-26、設立1958(昭和33)年5月、資本金9000万円、阪本晃社長)は9月22日、事業を停止。事後処理を渡部秀樹弁護士(矢野・大西・渡部総合法律事務所、同市中央区京町79、電話078-331-0013)に委任し、債務整理に入る旨を本社に掲示した。
 負債総額は約240億円が見込まれるが、変動する可能性がある。

 1958年設立の不動産業者。神戸市内を主な営業エリアとしてオフィスビルやマンションなどを取得し、リノベーションすることで不動産価値を高める土地の有効活用を提案してきた。
 近年は神戸市内でビジネスホテルを経営するほか、大阪や京都、東京にも拠点を開設し、2019年5月期は売上高約196億1900万円を計上していた。
 しかし、既往からの借入負担が収益を圧迫し、窮屈な資金運営を余儀なくされていたこともあって、収益物件の売却を進めていた。

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