楽天の田中将大、日米通算2500投球回到達で「すべての人に感謝したい」

プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が、自身のYouTubeチャンネル「マー君チャンネル」を更新。10月3日(日)に行われた楽天イーグルスと千葉ロッテマリーンズの試合を振り返った。

今回の動画は、9回・112球・2失点となった試合について「コーチと仲間のお陰で立ち直れたけど・・・」というタイトルの下、試合終了1時間30分後に当日の登板を振り返るもの。

田中さんは「初回の入りが全てだったかな」と話すと「試合前の投球練習、ブルペンの時点から自分の状態にしっくりきていないところがあったんですけど、それでもゲームのマウンドに上がってからという気持ちではいた」と振り返った。しかし、マウンドに上がってからも思うようにボールを投げられず動かせなかったそうで、どうしようかと考えているうちに2点を取られてしまったと明かした。

初回が終わってからは、小山投手コーチとベンチに戻って意見を交わしたという田中さん。そのおかげあって、2回以降は徐々に状態が良くなったのだそう。

さらに、楽天イーグルスは負けが続いてしまっており「チームの力になれていないことに対して、なんて言って良いかわからない気持ち。フラストレーションが溜まっている」と苦い表情。しかし、「その中でも今季初めて9回まで投げることができましたし、今日は心身ともにいけるぞと自分のリズムに乗れていけていたので9回まで投げ切ることができました」と続けた。

また、3日のゲーム途中に、日米通算2500投球回を到達した田中さん。「その数字がどれだけのものなのか正直わからないんですけども、いつもそばで支えてくれている家族だったり両親、今まで携わってくれたすべての人に感謝したいです」と話していた。

© 株式会社Zipang