海のゴミが日本列島としてよみがえる!?「ReHOPE POSTER」赤坂Bizタワーで期間限定公開

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TBSで10月10日(日)よる9時からスタートする日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(初回25分拡大)。原作は1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」。刊行の翌年にはTBSでテレビドラマ化され、それ以降もドラマのみならず映画やアニメ、漫画など様々なかたちで語り継がれてきた。刊行から48年の時を経て、この原作に大きくアレンジを加えて新たにお届けする今作は、原作でも描かれていた「環境問題」を、2021年バージョンとして今に照らし合わせて鮮明に描き出す。

さらに、主人公を含め登場人物をオリジナルキャラクターにすることで、2023年の東京を舞台にした、今だからこそ描くべき物語を展開。沈没という目に見えない危機が迫る中で「見出していく希望」をテーマに描いていく。

このたび、10月9日(土)より赤坂Bizタワー SHOPS&DINING アトリウム2F展示スペースで開催されるTBS秋ドラマ展の日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』コーナーで、芸術家・淀川テクニック氏の制作監修による、漂着ゴミで日本列島を表現した「ReHOPE POSTER」を期間限定で展示する。なお、制作舞台となった徳島県美波町の美波町役場由岐支所にて、作品とメイキングムービーの先行公開が本日から行われる。

「ReHOPE POSTER」は、“一筋の希望の光を見出すために奮闘する人たち”を描いたドラマのテーマにインスピレーションを受けた淀川氏が、日本最古の地震津波碑「康暦の碑」がある徳島県美波町の方々と漂着ゴミを拾い集め、見事にアートとしてよみがえらせた。

淀川氏は制作期間中、由岐湾内地区に滞在。「ReHOPE POSTER」が未来へとつながる作品となるように、美波町由岐湾内にある田井ノ浜や由宇の浜をはじめとした海岸に漂着したゴミを使い、美波町の方々と一緒に制作した。

「ReHOPE POSTER」の制作のために拾った漂着ゴミは100キロ超。制作に使用したゴミは洗浄と消毒を行っているが、一切の着色を行わずそのままを活かして使用している。遠目でもハッキリと分かる青一色の日本列島だが、間近に見ればゴミがどう活かされているのか発見に富んでおり、日本の島々の細部まで再現されている。

制作監修を務めた淀川テクニックは赴いた土地ならではのゴミや人々との交流を楽しみながら行う滞在制作を得意とし、その場所に住む人や作品を見に訪れる人たちに感動と、同時に環境問題を考えるきっかけや向き合う希望を与え続けている。

そんな淀川氏のスタイルは、徳島県美波町の人々や、『日本沈没―希望のひと―』の登場人物たちにも共通する。

■TBS秋ドラマ展概要

[場所]赤坂Bizタワー SHOPS&DINING アトリウム2F 展示スペース

(東京都港区赤坂5丁目3−1)

[期間]10月9日(土)~10月30日(土)

[時間]11:00~19:00

・展示イベント、内容、時間などは諸般の事情により予告なく変更、中止、終了となる場合がございます。

・展示スペース内では一部を除いて撮影が可能です。なお、モニター映像の撮影、録音はご遠慮ください。

・ソーシャルディスタンスの確保にご協力をお願いします。

■作品制作協力:徳島県美波町

徳島県美波町は、1361年の南海地震による日本最古の津波碑が現存する、地震災害と向き合ってきた土地。南海トラフ地震で99%の建物が浸水すると予測されている地区もある町であり 「震災前過疎」の問題に直面している。現在は「にぎやかそ」というフレーズのもと、事前復興対策や地域活性化に住民と行政が協力して取り組んでいる。

■作品制作監修:淀川テクニック

ゴミや漂流物などを使い、様々な造形物を制作。その活動や作品は国内外のテレビ、新聞などのマスメディアで多く取り上げられ、美術の教科書などでも紹介されている。海外での展覧会に多く参加している他、国内各地にもパブリックアートとして作品が常設されている。近年では環境に関するイベントに招かれることも多い。

■番組概要

[タイトル]日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』

[放送日時]10月10日(日)スタート 毎週日曜よる9:00~9:54

(初回25分拡大 よる9:00~10:19)

■あらすじ

2023年、東京。東山総理(仲村トオル)は、世界環境会議で地球物理学の権威である世良教授(國村隼)のもと「COMS<コムス>」のさらなる推進を高らかに表明した。

さらに官房長官の長沼周也(杉本哲太)が、東山が“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた“日本未来推進会議”を発足すると発表。そのメンバーに環境省の天海啓示(小栗旬)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)も選ばれていた。目的達成のために強引な手段もいとわない天海は、自身の提案を通したいがために東山総理にすり寄り、同時に総理の抵抗勢力である政界のドン・里城副総理(石橋蓮司)をも懐柔しようとする。さらには、両者に顔が利く「生島自動車」会長兼経団連会長の生島誠(風間杜夫)を同期の常盤に紹介してもらい、近づいていく。

そんな折、ネットに関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川照之)の記事が載る。この記事が原因で、一部の団体がデモを起こし、天海は事態収束のために田所と対面する。しかし、田所は天海の話に一切耳を傾けず、「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」という不気味な予言を放ち、天海は翻弄される。

そんな矢先、天海は週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏)に「Dプランズ」という環境ビジネスで稼ぐ企業と環境省のあらぬ癒着疑惑を突きつけられる。

一抹の不安を抱えつつ、常盤と共に趣味のスキューバダイビングに出かけた天海は、そこで衝撃的な出来事に遭遇する・・・。

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