ダイハツは2021年10月1日（金)、同社で初となるシリーズ式ハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID（イースマートハイブリッド）」を開発、コンパクトSUVの「ロッキー」に搭載して11月より発売を開始すると発表した。人気コンパクトSUVに待望のハイブリッドが搭載される形となるが、購入検討者、クルマファンなどはどう捉えているのか？ ここではSNS上で挙げられているみんなの声を紹介していく。
トヨタ系初のシリーズ式ハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID（イースマートハイブリッド）」
2019年11月の登場以来、5ナンバーサイズのコンパクトなボディで、力強いSUVらしいスタイルや1リッターターボエンジンのパワフルな走り、そして200万円以下のリーズナブルな価格設定で、兄弟車であるトヨタ ライズと共に高い人気を誇るダイハツ ロッキー。
これまでダイハツでは、親会社トヨタのシリーズ・パラレル式のハイブリッドシステム「THS」（トヨタ・ハイブリッド・システム）をベースに、軽自動車やコンパクトカー用に適合開発を進めてきたが、今回新たにロッキーに搭載されるのは、ダイハツが“e-SMART HYBRID（イースマートハイブリッド）”と呼ぶトヨタ系では初となるシリーズ式ハイブリッドシステムだ。
ハイブリッド用に最適化され、最大熱効率40%を誇る直列3気筒 1.2リッターガソリンエンジンを発電機専用として搭載。100%モーター駆動によって走行する仕組みとなっている。
ハイブリッドモデル登場で人気再燃間違いなし
そんな、ハイブリッドモデルの追加されるロッキーについて、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。
まず見受けられたのは、
「ガソリンモデルでも十分低燃費なのに、ハイブリッドになったらどれだけ良くなるのか？」
「実燃費はどれぐらいになるのか気になる」
「トヨタグループのシリーズ式ハイブリッドの実力はどれほどのものになるのか」
「e-POWERと比べてどの程度に仕上がっているのか気になる」
など、やはりトヨタ系初となるシリーズ式ハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID（イースマートハイブリッド）」の性能、燃費面を気にする声。
「待ちに待ったハイブリッド搭載」
など、これまでハイブリッドモデルを望む声も多かったロッキー／ライズだけに、その期待値は高い。
また、
「燃費が向上して、価格も抑えられていたら再び人気が出そう」
「ガソリンターボのみでも好調なセールだったのに、ハイブリッド追加でさらに売り上げ加速だな」
と、さらなる人気加速を予測する声も多く、中には実際に、
「ヤリスクロスのハイブリッドとどちらを買うか迷う」
といった声も見受けられた。
ロッキーを機に、他の軽・コンパクトにも展開か？
期待のかかるシリーズ式ハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID（イースマートハイブリッド）」については、
「これは小型車の最適解のような気がする」
とみる声も挙がっており、
「次はトール、ルーミーにも搭載か？」
「1200ccのエンジンなら、他のモデルにも展開されそう」
「これを機に、ダイハツの軽・コンパクトにも載せてくるのだろう」
と、今後の展開を予測する声も少なくない。
そうした上で、
「トヨタ系はパラレルハイブリッド1本かと思っていたが、まさかのシリーズハイブリッドまで出してくるなんて」
「トヨタが本気でシリーズハイブリッドを出して来たら、他メーカーは戦々恐々しているのでは」
「トヨタ・ダイハツの新たな武器になるだろう」
など「e-SMART HYBRID（イースマートハイブリッド）」の登場は、ライバルメーカー達の脅威とみる声が多い。果たして今後「e-SMART HYBRID（イースマートハイブリッド）」はどこまで発展していくのか？ まずは、新型ロッキーの性能をみつつ、今後の展開に注目していきたい。
[筆者：望月 達也（MOTA編集部）]
