玉川徹氏 自身の休日の連絡を「月曜日でもいいよな、ということを電話していた」と反省

玉川徹氏からの連絡について触れた羽鳥慎一

テレワークが続くなか、休日や就業時間外の電話やメールについて「つながらない権利」という問題が世界で浮上しているという。

5日のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」はこの問題を紹介。フランスやイタリアで就業時間外のやり取りを規制する「つながらない権利」を守る法律が施行されたのに対し、日本の調査では「就業時間外でも対応する」「対応したくないが対応する」が合わせて65・3%(NTTデータ経営研究所/NTTコム調べ)と勤勉な国民性が表れているという。

だが、ネット上の本音は「業務時間外のメールを見ると胃が締め付けられる」「休みに電話やメールがあるとそれ以降ブルーになって休みがパーになる」と影響があるようだ。

同番組のコメンテーターで同局社員の玉川徹氏は自身の休日の連絡について「言われてみれば、月曜日でもいいよな、ということを電話していたと思う」と反省。これにMCの羽鳥は「(番組の)チーフプロデューサーが『金曜の夜とか日曜に連絡が来るんですけど』とさっき言われた」と暴露した。

玉川氏は「思いついて、言っとかないと思ってしまう。休日とかに限って思いついてしまう。そういう(自分は)ダメな上司だから、テレビ朝日は(就業時間外の連絡は)原則ダメと決めてください。決まったらやらないから」と宣言。すると、羽鳥が「逆に日曜日に大変かもしれないけど、月曜日ではなく1日前に言っておいてもらえると準備ができる面もある」。

続けて、玉川氏は「それもある。程度や職種にもよるだろうが、原則はナシにしていいと思う。例外を職種によって決めるようにすればいいと思うが、(自分は)番組によって決めるけど、僕はやめます。やめていいですか」と番組スタッフに提案。するとスタッフからは「先に(連絡は)来た方がいい」との声が上がり、結局は玉川氏が「じゃ、続けます」と現状維持となった。

モーレツ社員上司のパワハラにもつながりかねないが、厚生労働省のHPでは、テレワークのガイドラインについて「長時間労働を防ぐためには役職者、上司、同僚、部下等から時間外等にメールの送付を自粛することが有効」とされているという。

© 株式会社東京スポーツ新聞社