【WWE】女子王座戦線は超大混戦! 誰がどうして何がどうなった?

メイン後、リングに立っていたのは試合をしていないサーシャ・バンクス(上)とベッキー・リンチだった・・・(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【テネシー州ナッシュビル4日(日本時間5日)発】WWE・ロウが開催され、2週後のPPV「クラウン・ジュエル」でのスマックダウン(SD)女子王座トリプルスレット戦を前に、〝ザ・マン〟こと同王者のベッキー・リンチ(34)が、ビアンカ・ブレア、〝ボス〟サーシャ・バンクスと大混戦を展開した。

オープニングに登場したSD王者のベッキーは、自身のドラフトでのロウ移籍を予想して「再び2冠になる時がきた」となどと発言し、ロウ女子王者シャーロットとビアンカを挑発。さらに「2人は対戦してないじゃない。何か起こるかしら」と指摘し「シャーロットVSビアンカ」の開催が決まった。

この「ベッキー指名試合」はメインで行われ、ビアンカのドロップキックやバーディカルスープレックス、シャーロットのチョップやクローズラインが飛び交う一進一退の攻防。終盤にはシャーロットのナチュラル・セレクションやスピアー、ビアンカのKODと大技が交錯し好試合となった…が、突如ベッキーが現れてビアンカをリングから引きずり出し、鉄製ステップに叩きつけて反則裁定が下された。

試合をさせておきながらぶち壊す…。「お前は何がしたいんだ」状態のベッキーは突っ込みの間も与えぬままエクスプロイダーからマンハンドルスラムでビアンカをKOする。すると今度はサーシャが現れてベッキーとビアンカにダブルニー弾。さらにサーシャはバックスタバーでベッキーにとどめを刺すと、見降ろして勝ち誇った。

一体何が何だか…。「ベッキーVSビアンカVSサーシャ」のSD女子王座トリプルスレット戦が行われるPPV「クラウン・ジュエル」は日本時間22日にWWEネットワークで配信される。

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