DDTのKO―D無差別級&KO―Dタッグ2冠王者・竹下幸之介(26)が2021年の全勝締めを誓った。
タッグ王座のV3戦(12日、東京・後楽園ホール)の調印式が5日に東京・神田明神で行われ、勝俣瞬馬とのコンビでHARASHIMA、吉村直巳組を迎え撃つ竹下は「僕たちが負ける要素は一つもない。DDTのタッグ戦線は、勝俣と竹下がこんなにも面白くしているんだと思ってもらえる試合にしたい」と意気込んだ。
タッグ王者として闘志を燃やす一方、シングルのベルトも保持しており、死闘となった9月のクリス・ブルックスとのV1戦のように過酷な防衛ロードも待ち構える。さらに、最強決定シングルリーグ戦「D王GRAND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、大田区で開幕)も王者として結果を出すことは至上命令となっている。
団体の顔としてのしかかる責任感や重圧は相当なものだが「全くないといえばウソになる。だけどトップとして王者として見せるべきものがある。今の竹下幸之介はこうなんだというのは(シングルの)V1戦で見せたつもり。タッグも勝ってD王も全勝。今年は残り3か月、全勝にこだわって締めくくりたい」ときっぱり。今年のラストスパートに大きな自信を示した。