毎年10月5日は「ジェームズ・ボンドの日」!先日公開となった『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のダニエル・クレイグが、ジェームズ・ボンドを演じた約15年間を振り返り、「私の人生の中でも最高の栄誉の一つ」と語った!
ダニエル・クレイグ本人から「これで最後」宣言!『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でボンドを辞める真の理由
10月5日「ジェームズ・ボンドの日」は、1962年にイギリス・ロンドンで記念すべきシリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』(1962年)が公開された日を記念して制定された。ついに公開を迎えた『007』シリーズ最新作の本作は、公開前のオープニング興行収入予想から大きく上回り、累計約1億1900万ドル(約132億円)を記録する好発進を続けている。前作『007 スペクター』(2015年)を超えるシリーズ史上最高興収を記録する勢いだ。ここまで本作が注目を集めるのは、往年の超人気シリーズである以上に、ジェームズ・ボンドを演じるクレイグにとって最後のボンド映画となることが理由の1つに挙げられる。クレイグは『007 カジノ・ロワイヤル』(2016年)から15年間、ボンドを演じてきた心境を明かし、感謝の気持ちを述べている。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』プロデューサーが語る「ダニエル・クレイグのボンド引退を認めてはいない(笑)」
ジェームズ・ボンドは「最高の映画を作ろうとする自信を与えてくれた」
クレイグは、米CBSの情報番組エンターテイメント・トゥナイトのインタビューで、ジェームズ・ボンドを演じた15年間を振り返り、ジェームズ・ボンドを演じたことが俳優人生において大きなターニングポイントだったことを明かしている。
「私たちが成し遂げたことをとても誇りに思う。この16年間、ジェームズ・ボンドを演じる機会に恵まれたことは本当にラッキーなことだった。この先は、すべてを解き明かし、何が起こったのかを理解するのに15年はかかるような気がしているよ。時には、辛い仕事のように感じたこともあった。」
「この仕事を始めてから、仕事面でも私生活でも、私は計り知れないほど変わった。演じ始めた頃にはなかったような、自分が持っているものを最大限に活用して、最高の映画を作ろうとする自信を与えてくれた。最高の映画を作ることこそが、私がボンド映画でやろうとしてきたことのすべてだ。」と話した。
「人生の中でも最高の栄誉の一つなんだ。」
クレイグは、2020年に制作されたドキュメンタリー『ジェームズ・ボンドとして』のインタビューで、ジェームズ・ボンドを演じたことは「私の人生の中でも最高の栄誉の一つ」と語っている。
「多くの人々が、私とともに5つのボンド映画を作ってきた。私がこれらの映画をどう思っているのか、いろいろと言われているのは知っているが、私はこれらの映画を1秒残らず愛してきた。特に今回は、毎朝起きて、みんなと一緒に仕事をする機会に恵まれていたと感じている。これは私の人生の中でも最高の栄誉の一つなんだ。」と語った。
クレイグは、ハリウッドスターの名誉である「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」(ハリウッド殿堂)入りを果たすことが決まり、2021年10月6日(水)に、ハリウッド大通りで星の除幕式を行れる。クレイグの星は、007のロジャー・ムーアの隣に置かれる予定で、ロジャー、デヴィッド・ニーヴン、ピアース・ブロスナンに続き、4人目のボンド俳優として栄誉を受けることになる。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、全国で大ヒット公開中!
はじめての『007』はダニエル・クレイグの「ジェームズ・ボン度、低め作品」からスタートするのが秘訣!?