阪神・佐藤輝 ついに出た!60打席ぶり安打は貴重タイムリー「全然貢献できていなかったので…」

待望の一打を放った阪神・佐藤輝

阪神・佐藤輝明内野手(22)が5日のDeNA戦(横浜)に「7番・右翼」として先発出場。初回の第1打席で、60打席ぶりの安打となる右前適時打をマークした。

長い長いトンネルからついに抜け出した。中野、大山の適時打で2点を先制した初回。なおも二死一、二塁とし、佐藤輝が打席に入る。ここまで59打席連続無安打とドン底を味わっていた背番号8は、この日もインハイへの直球と外角低めへ沈む変化球による配球で簡単に0―2まで追い込まれる。だが、ここから外角低めへのクサい球を2球見極め、続く5球目の外角低めへのカットボールを強振。右方向へ飛んだ打球は一塁手の差し出したグラブをすり抜ける右前適時打となった。

待望の快音に佐藤輝も表情をほころばせ一塁上でガッツポーズ。「使ってもらっている中でチームに全然貢献できていなかったので、久しぶりにタイムリーを打つことができて、チームに貢献する一本を打つことができて良かったです」とコメントした。

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