DeNAが3連敗 三浦監督は初回4失点の先発・坂本に「疲れがない選手はいない」と苦言

KOされた坂本の背中は小さく見える

浮上のきっかけが見えない。DeNAが5日、阪神戦(横浜)に2―5で敗れ、1分けを挟んで3連敗。

投打ともに噛み合わなかった。先発の坂本は立ち上がりからペースをつかめず3回54球、6安打5失点でKO。打線は5回に桑原の適時打などで2点を返したが、連打が飛び出したのはこのイニングのみで終わってみれば8残塁とつながりを欠いた。

試合後の三浦大輔監督(47)は背信投球の坂本に「立ち上がりが悪過ぎましたね。変化球も高めに浮いていた」と険しい表情でコメント。次回登板のチャンスに関して問われると「終わったところなので、それは分からない」と言葉を濁し、その後は「いきなり4点というところで、修正する前にやられてしまった」と評した。そして「疲れがない選手はいない。その中で任されたマウンドで、いきなり4点というのは、上位のチームには大きかった」とも続け、2年目左腕に対して厳しい言葉を並べた。

坂本は8月19日の阪神戦(横浜)以来、登板5試合連続で勝ち星なし。しかも、この日を含め直近5試合では9月9日の巨人戦(横浜)を5回無失点で抑えた試合以外、4失点以上を記録するなど不本意な内容が続いている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社