金子恵美氏「本当に実力がある人」と福田達夫総務会長を評価、進次郎氏の〝役割〟は終わった?

金子恵美氏と小泉進次郎氏

元衆議院議員でタレントの金子恵美氏(43)が5日、TOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。小泉進次郎前環境相が閣僚ポストから外されたことに言及。「小泉さんは、多分かなりあせっているんじゃないか」とコメントした。

金子氏は新内閣について「岸田(文雄)さんが考えられた、バランスを取って若者も起用しようということも見られる。新しい顔ぶれが多くて皆さん『知らない』という人も多いですけど、しっかり決断できる方々入閣している」と評価。「選挙も控えているので党内をまとめる、ここで変な亀裂を生じさせないために党内融和もしっかり考えられている」と説明した。

岸田首相がライフワークにしてきた女性政策についてもしっかり手を打った配置だという。また、牧島かれん氏がデジタル相になったことに「同じ3期が入閣したニュースは涙が出るほどうれしかった。彼女には期待しているし、本当にすごい人です」と同期の入閣を喜んだ。

「適材適所」と評した金子氏が注目するのは3期の福田達夫が党の総務会長になったことだ。「総務会っていうのは会社の取締役会。最高意思決定機関なんです。自民党の伝統のような組織のトップに(3期の議員が)立つのは異例中の異例。小泉さんあたりは相当あせったと思います」と話し、続けて「なぜかと言うと、これまで自民党の若手の目玉というと小泉さんだったわけですけど、イメージではなくて本当に実力がある人が自民党にもいる」と小泉氏の“役割”は終わったことがハッキリしたのだという。

金子氏は「ちょっと小泉さんをディスった感じになりましたけど大丈夫でしょうか?」と言いつつ「イメージではなく本当に実力のある人が自民党にいることが分かった」と岸田首相の“人材配置の思惑”に納得顔だった。

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