プロ初完封の阪神・高橋&梅野、DeNA・今永&戸柱ら
毎月、プロ野球をよりエキサイティングに盛り上げたバッテリーを表彰する「2021 プロ野球月間最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」。セ・リーグは元横浜の多村仁志氏、パ・リーグは元近鉄の中村紀洋氏が選出する9月の候補が発表された。各3組の候補は以下の通り(対象は9月1日~26日)。
○ヤクルト・石川雅規-中村悠平
石川は期間中、4試合計24イニングを投げて防御率1.50をマーク。リードする中村は期間中に打率.262、4打点と打撃面でもチームに貢献した。
○DeNA・今永昇太-戸柱恭孝
今永は期間中、4試合計29イニングを投げて防御率1.55、25奪三振と安定感を披露。エース左腕と同期入団の戸柱の巧みなリードで、力を存分に発揮した。
○阪神・高橋遥人-梅野隆太郎
高橋は9月25日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初完封を挙げるなど、期間中は2試合計16イニングを投げて無失点。梅野は9月4日の巨人戦(甲子園)で逆転2ランを放つなど攻守で貢献した。
オリ山本&若月は3か月連続のノミネートの“常連”
○楽天・瀧中瞭太-炭谷銀仁朗
初ノミネートのバッテリー。瀧中は期間中、3試合計18イニングを投げて防御率1.00と抜群の安定感を見せた。その3試合でマスクをかぶったベテランの炭谷が2年目右腕の良さを引き出した。
○オリックス・山本由伸-若月健矢
3か月連続のノミネート。山本は期間中、4試合計30イニングを投げて防御率0.90、34奪三振をマークし、若月も巧みなリードで応えた。
○ソフトバンク・マルティネス-甲斐拓也
マルティネスは期間中、4試合計27イニングを投げ、リーグトップの防御率0.67。甲斐は期間中に2本塁打を放つなど、強肩やリード以外でもチームに貢献した。(Full-Count編集部)