苦節10年…岩佐美咲が「元AKB」から堂々「演歌歌手」に! 歌番組オファー急増

岩佐美咲(東スポWeb)

アイドル時代から歩んできた〝演歌道〟が実を結びそうだ。

元AKB48で演歌歌手の岩佐美咲(26)が5日、東京・千代田区の神田明神で新曲「アキラ」のヒット祈願を行った。

拝殿でご祈祷を受け「改めて気合が入った」と岩佐。神田明神はAKB在籍中に成人式イベントを行った場所で「とにかく朝が早かった。夜中に集合して、人数も多かったし、着付けをやってとバタバタしていたのを思い出します。あの時のファンの方はいまも応援してくれていますし、ここに来ると初心に帰りますね」と笑顔を見せた。

新曲は秋元康氏プロデュース。タイトルにもなっている「アキラ」という男性への未練を持ちつつ、芯の強い女性を描いた楽曲だ。

岩佐は「この曲をいただいたときはすごいタイトルだな、インパクトあるなと思いました」と驚きつつも「ファンの方にアキラという方がいて、今回のシングルはすごく喜んでいた」と話した。

大ヒットした暁には「全国のアキラさんを呼んでイベントを開きたいですね。たくさんいるでしょうから武道館でアキラ祭りをやって、みんなで『アキラ』を大合唱したい」と野望を明かした。

グループ在籍中にソロデビューしてから10年、卒業後に演歌歌手に専念して5年。ある音楽関係者は「やっぱりAKBの印象も強く〝アイドル・岩佐〟という見方もされてきましたが、地道な努力で〝演歌歌手・岩佐〟として認められるようになった。だからこそ、テレビの演歌番組などに呼ばれる回数も増えてきている」と指摘する。

節目の年を迎え、さらに成長を見せそうだ。

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