なかなか自由に旅行や外食が厳しい世の中。
特に居酒屋やバーといったお酒を扱う、いわゆる「夜のお店」は特に厳しい状況に立たされています。
しかしそんな中でも様々な方法にチャレンジしているお店が沢山あったり。
テイクアウト、デリバリー、そしてランチ営業。
こちら天満駅近くの居酒屋『SAKETORY(サケトリー)』もそんなお店の1つです。
以前から夜営業でたまに出していたカレーを提供していましたが、休業中に更にカレーを研究してレベルアップ。
ランチタイムに二毛作的カレー屋『SPICE CURRY HIRUTORY(スパイスカレー ヒルトリー)』をスタートしました。
早速どんなカレーなのか突撃デス。
JR環状線「天満駅」を北側に出て、高架沿いを東に進みます。
ざっと30mほど進みますとあるケントビルの1階にお店を発見できます。
店内はカウンター8席、テーブル24席と、流石は居酒屋さんなキャパシティ。
木目調主体の落ち着いた雰囲気で、夜はしっぽりと過ごせそうです。
<メニュー>
・無水鶏カレー
・鶏白湯グリーンカレー with はらみ炙り焼
・マトンキーマ(+100円)
1種 900円
2種 1,100円
3種 1,300円
・マッツダンライス 1,000円
(炒めメシ+無水鶏カレー+スパイス醤油たまご)
<トッピング>
・スパイス醤油たまご
・ごはん+100g
・ルー+80g
各+100円
オリジナル性の強いスパイスカレーを提供するこちら。
3種類のメニューから1~3種を選べるスタイルです。
しかし今回注目したのは、もう1つのメニューである「マッツダンライス」。
フライドライスに無水鶏カレーとスパイス醤油たまごを加えた魅力的なシンプル構成。
ふむ、言葉の意味はよく分からんが、とにかく凄い自信です。
という訳で、今回はマッツダンライスをデフォでいただきました!!
「マッツダンライス」(1,000円)
お!こいつぁなんとも魅力満載なヴィジュアルっすね!!
副菜や豆カレーまでセットになっているとは恐れ入りました。
いやこれはマジで期待値上がります。
パラッと炒めたライスは、それ単体でも程良くスパイスの効いた仕様。
そこに加わる無水鶏のグッと凝縮された旨味の固まりは、かなりハイレベルな好相性さ。
シンプルな故にそのクオリティの高さが伺えます。
スパイス醤油たまごは、パッカーンと割ってみるとお見事な半熟具合。
漬かり具合とスパイス感のバランス良しです。
副菜などと一緒にカレーに混ぜ込めば、また複合的な要素を発揮して堪んナイス!!
更に豆カレーのまろやかな甘味。
単体でも十分な旨味ですが、これはカレーやライスと混ぜて真価を発揮する感じです。
ラストは全部を混ぜ混ぜして食べれば、一種のインドやスリランカ的ニュアンスですねぇ。
いやスタート間もないお店とは思えん完成度。
この営業自粛期間に相当な研究を重ねたんでしょうね。
居酒屋カレーと思うなかれ。専門店級に作り込まれた秀逸カレーですよコレ。
毎回3種類を提供するヒルトリーさんのカレー。
こちらも次々と新作が誕生し、研究熱心さが感じられます。
次回はまた3種盛りとかにしてみよーかな( ゚Д゚)
天満界隈もカレーを出すお店がめっさ増えましたね。
飲み屋街でありカレースポットでもあるこのエリア、更なる盛り上がりに期待ですね。
酒と焼鳥SAKETORY(SPICE CURRY HIRUTORY)
〒530-0034 大阪府大阪市北区錦町3−8 ケントビル 1F
■SPICE CURRY HIRUTORY(スパイスカレー ヒルトリー)
https://www.instagram.com/spicecurry_hirutory/
■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!
ブログ:http://kareota.com/
Instagram:https://www.instagram.com/tak_kareota/
*この記事は2021年7月時点の情報を基に作成しています。
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ライター:TAK(タック)