FC東京のアダイウトンは今季限りで退団へ 中東クラブに移籍

移籍ならチームには痛手となる(東スポWeb)

J1FC東京に所属するブラジル人MFアダイウトン(30)が今季限りで退団し、中東クラブに移籍すると、ブラジルメディア「UOL」が5日に報じている。

2015年にレンタルで磐田に加入。16年に完全移籍し、20年にはFC東京へ移籍した。昨季はスーパーサブながらもルヴァンカップ制覇に貢献。今季は主に左サイドを務め、リーグ全試合に出場(先発22試合)し、7得点をマークするなど、チームの戦力として活躍中だ。

そんな中、同メディアによると、今季限りで契約満了となるアダイウトンは、UAEの複数クラブからオファーを受けており、すでに交渉を始めているという。これまで多くのブラジル人選手がJリーグを経由して中東に移籍しているように、資金力では太刀打ちできないため、このまま退団となる見込みだ。

アダイウトンは、ルヴァンカップ準決勝第1戦の名古屋戦(6日)に向けて「最初の試合で結果を出し、リターンマッチ(10日)でより落ち着くことができるようにする必要がある」などとコメントしているが、リーグ制覇が厳しい中、ルヴァンカップ連覇を置き土産にできるだろうか。

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