大坂なおみトップ10陥落に米メディア辛らつ「世間の関心からの脱落につながる」

大坂なおみ(ロイター)

女子テニスの世界ランキングでトップ10から陥落した大坂なおみ(日清食品)について、米メディアが辛らつに報道している。

4日付の世界ランキングで7位から12位にランクダウンした大坂。トップ10の座から落ちたのは2018年8月以来(19位)、3年ぶりのことになった。

これについて米「FOX」電子版は「大坂なおみが石のように落ちた」と報道。大坂が全米オープンで3回戦敗退後、一時休養を示唆したことを踏まえ「不思議なことに、大坂は雑誌の表紙を飾り、興味のあるイベントには積極的に参加するが、精神的な問題についてはメディアのせいにしている。彼女は自分の問題を他人のせいにする傾向があり、プロ選手としての責任を理解しようとしていない」とバッサリ。「仕事への取り組み方を変えなければ、トップ10からの転落はすぐにスポーツから、そして世間の関心からの脱落につながるかもしれない。それは彼女が望んでいることなのかもしれないが」と言及した。

メンタルヘルスの問題に焦点を当てた大坂については支持者が大多数だが、厳しい意見も見られているのも事実。復帰の際には、大きな注目を集めそうだ。

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