DeNA大貫が7回途中2失点の粘投も6敗目「勝負所で本塁打を許し悔しい」

7回途中2失点の大貫(東スポWeb)

〝無援護〟に泣いた。DeNA・大貫晋一投手(27)が6日の阪神戦(横浜)で先発し、6回1/3を113球、6安打4四球2失点。チームは0―2で敗れ、自身も今季6敗目を喫した。

3回までは相手打線を1安打に封じて得点を与えず上々の立ち上がり。4回に一死一塁からロハス・ジュニアに先制2ランを被弾したものの、その後も崩れることはなく追加点を与えなかった。7回途中でリリーフにバトンを託して降板。だが打線は拙攻続きでスコアボードには最後まで0が並び、逆転を信じた本拠地のスタンドからはため息が漏れた。

それでも降板後の大貫は「序盤はストレートでしっかり押すことができました。勝負所で本塁打を許してしまい、チームに流れを持ってこれなかったことが悔しいです。途中制球が乱れるイニングがあったので、次回登板までに修正できるよう調整していきたい」と前を見据えつつ冷静に試合を振り返っていた。

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