小松菜奈が林遣都に「あたしもうすぐ死ぬんだ」 「恋する寄生虫」予告編

11月12日より劇場公開される、三秋縋の同名小説を林遣都と小松菜奈のダブル主演で映画化した「恋する寄生虫」の、予告編と本ビジュアルが公開された。

公開された予告編では、林遣都と小松菜奈の美しさを際立たせた美しい映像に加え、潔癖症の高坂(林遣都)が執拗に手を洗うものの手に菌が広がっていく描写や、視線恐怖症の佐薙(小松菜奈)を取り囲むようにびっしりと目玉が壁一面を覆いつくしている描写など、2人が苦しむ孤独な世界がビジュアル化されている。また、「僕は一生ひとりだ。どうして自分は生まれたんだろう」「あたしもうすぐ死ぬんだ」「君は僕に命をくれたんだ」「あたしは忘れない、君のこと」など、耳に残る印象的なセリフも収められている。

予告編では、ラッパーのAwichが映画からインスパイアされて書き下ろした主題歌「Parasite in Love」も聞くことができる。

あわせて公開された本ビジュアルは、背中合わせにモザイク状に並べられた2人の交わらない視線が、“虫”によって始まったいびつな恋を表したデザインとなっている。

「恋する寄生虫」は、極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂賢吾と、寄生虫が好きで視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙ひじりによるラブストーリー。15万部を突破した三秋縋の同名小説を原案としている。「ドラゴン桜」や映画「犬部!」の林遣都が高坂を、「溺れるナイフ」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「糸」などでラブストーリーのヒロインを演じてきた小松菜奈が佐薙を演じる。CMやミュージックビデオを手がけてきた柿本ケンサクが監督を務め、「長い散歩」「眉山―びざん―」の山室有紀子が脚本を担当している。

【作品情報】
恋する寄生虫
2021年11月12日(金)全国ロードショー
配給:KADOKAWA
©2021「恋する寄生虫」製作委員会

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