桜井(育英大)が世界一 群馬県勢42年ぶり レスリング世界選手権女子55キロ級

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女子55キロ級で優勝し喜ぶ桜井つぐみ=オスロ(共同) 
決勝でドイツ選手を攻める桜井(左)=オスロ(ロイター=共同)

 レスリングの世界選手権第4日は5日、オスロで行われ、女子は非五輪階級の55キロ級で20歳の桜井つぐみ(育英大)が決勝でドイツ選手にテクニカルフォール勝ちし、初出場優勝を成し遂げた。日本勢で今大会初の金メダル。群馬県関係の世界大会金メダリストは五輪、世界選手権を通じて42年ぶりで、女子は初めて。

 創部4年目の育英大から初の世界選手権代表となった桜井が頂点まで駆け上がった。決勝は試合開始からわずか2分8秒でテクニカルフォール勝ち。笑顔で日の丸の旗をはためかせながらマットを一周した。「海外の五輪に出た選手や好成績を残した選手と試合ができて、勝つことができたので自信になった」と胸を張った。

 さくらい・つぐみ 2014~16年の全国中学生選手権で3連覇。40キロ級で16年世界カデット選手権優勝。55キロ級で昨年の全日本選手権、今年の全日本選抜選手権を初制覇。高知南高出身。155センチ。20歳。高知県出身。

 【メモ】本県関係の主な世界選手権優勝者は1969年に男子フリースタイル62キロ級を制した森田武雄(館林高出身)、74~79年に男子フリースタイル52キロ級を4度勝った高田裕司(大泉高出身)。五輪覇者も男子フリースタイルで、上武洋次郎(現姓・小幡、館林高出身)が64年東京、68年メキシコで57キロ級(バンタム級)を連覇し、高田は76年モントリオール52キロ級で金メダルに輝いた。高田は80年モスクワも金メダル有力候補だったが、日本のボイコットで「幻の代表」となった。