〝ハロプロ25歳定年説〟打ち破ったが…「Juice=Juice」金澤朋子無念の卒業

ハロプロ卒業を発表した金澤朋子

「ハロー!プロジェクト」のアイドルグループ「Juice=Juice」のリーダー・金澤朋子(26)が6日、11月24日の横浜アリーナ公演でグループおよびハロプロを卒業すると発表した。

2016年に子宮内膜症と診断された金澤は先月中旬、体調悪化のため活動を休止。今月に入って再開したばかりだった。所属事務所によれば、金澤は現在も体調が安定せず、医師からも治療に専念することが先決と診断された。

初期メンバーとしてグループをけん引した金澤は所属事務所を通じてコメントを発表。

「いつもあたたかい応援ありがとうございます。突然のご報告で皆様を驚かせてしまい、本当に申し訳ありません。私は9月中旬頃から子宮内膜症による体調不良が続いており、安定して活動を行うことが出来なくなっていました」

リーダーとしての責任感から悔しさを感じると同時に、将来のことを考え、卒業という決断に至った。「コロナ禍で満足な活動もできずにいましたし、来年もリーダーとして頑張る意向だったと聞きます。新メンバーも入り、グループをもっともり立てたいという気持ちだった」(テレビ局関係者)

近年のハロプロには「25歳定年説」があるとファンの間でささやかれていた。「ここ最近の例で言えば、モー娘のカリスマリーダーだった道重さゆみは25歳で卒業。Juice=Juiceの初代リーダー・宮崎由加も25歳で卒業した」(前同)

金澤はそれを打ち破り、7月に26歳になってもグループに全てをささげてきただけに、悔しさが残るのも無理はない。

卒業まであと1か月半――アイドル魂を後輩メンバーに注ぎ込む。

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