かまぼこと言えば小樽「かま栄」の揚げかまぼこ!こだわりの厳選4品!

北海道民じゃなければ、揚げかまぼこという言葉を聞いてもあまりピンと来ないかもしれません。地方によっては「さつま揚げ」とか「てんぷら」などと呼ばれる、魚のすり身を練りものにして揚げた、あの食べ物のことです。今回は、そんな揚げかまぼこの老舗店をご紹介しましょう。

小樽の「かま栄」といえば、北海道民にはお馴染みのブランド。明治38年に創業し、今では小樽の店舗のみならず、札幌のデパートや新千歳空港でも販売されています。

かま栄では、約70種類もの商品を取り扱っています。近海で採れる魚を中心とした食材で、保存料は一切使用せずに作られているため、安心安全。反面、それほど日持ちがしないので注意も必要です。また、風味が落ちるので冷凍保存もおすすめしていません。

さらにちくわやかまぼこなど、真空パックで地方発送できる商品もあるのですが、今回ご紹介する揚げかまぼこの多くは冷蔵で3日間ほどしか保たないため、地方発送にも対応していません。つまり販売している場所に直接行かないと、食べられないということ。

小樽運河のすぐ前にあるかま栄は工場直売店になっていて、熟練の職人さんたちが手作業で作っている様子も見学できます。この工場で成形して蒸したかまぼこを、各店舗に配送してそれぞれの場所で揚げて販売しているというわけです。そんなこだわりの揚げかまぼこをいくつかチェックしていきましょう。

いちばん人気は、やはり「ひら天」(税込194円)。なんとこの工場で1日に1万個前後も作られているのだそう。

おつまみにも最適なのが「味噌南蛮」(税込172円)。こちらもかなりの人気商品ということです。

この小樽の工場直売店でしか取り扱っていない「ウィンナーロール」(税込237円)も、子どもに大人気!

この「パンドーム」(税込237円)も、ここでしか買えない人気商品。小樽を訪れたら、ぜひ観光の合間に工場直売店に立ち寄って購入してみてはいかがでしょう。

かま栄の揚げかまぼこは、地方発送していないからこそ、現地で確かめていただきたい北海道の味わいなのです。

<かま栄 工場直売店>

所在地:北海道小樽市堺町3-7

電話:0134-25-5802

公式サイト:https://www.kamaei.co.jp

ライタープロフィール

北海道観光カメライター ぶちねこ

北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。

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