JR東日本、WEB会議や通話が可能な「新幹線オフィス車両」運行開始

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、11月22日から、JR東日本エリア内において、WEB会議や通話が可能な「新幹線オフィス車両」を運用する。10月5日付のプレスリリースで明かした。対象は、東北・北陸・上越新幹線の全方面の8号車だ。

JR東日本は、2021年2月より、東北・北海道新幹線「はやぶさ号」に限定し、通話やWEB会議が可能な新幹線オフィスの実証実験を計2回実施した。この結果、通勤や出張などのビジネス目的での利用に加え、旅行やワーケーション前後の移動時間の有効活用など多様なニーズを確認している。

JR東日本とJR北海道、東北・北海道新幹線にリモートワーク推奨車両を設置

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は6月9日、北海道旅客鉄道株式会社と連携し、東北・北海道新幹線「はやぶさ」の全列車の1号車を「リモートワーク推奨車両」とし、始発駅から終着駅までの区間で新幹線オフィスとして利用できる実証実験を6月14日から開始すると発表した。JR東日本は、2021年...

また、同社は、新幹線オフィス車両を利用するユーザーを対象に、JRE POINT還元キャンペーンを期間限定で実施する。さらに、STATION BOOTHとBECK’S COFFEE SHOPのサブスクリプションサービスも期間限定で提供する予定だ。

なお、同社は、エリア内に点在している多様な施設やサービスをつなぐシームレスなワークスペースのプラットフォームを構築していく。さらに、今後、新たなサービスを順次拡充するという。これにより、時間と場所にとらわれない分散型の新たな暮らしの実現を推進すると述べている。

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