バズプロ研究所ではこれまでも長崎に関するP R記事をいくつか公開してきました。
その一つに「稲佐山の夜景に貢献をしてみた」という記事があります。
長崎の夜景を一望できる稲佐山の展望台から夜景を撮影する為に、我々が夜景の一部になって(ライトを体に巻き光らせる)、少しでも光を放ち貢献をしたいという内容。本当に貢献できたのか?と疑わしいものでしたが。
*記事を書いた本人たちは至って本気なのですが・・・。
今回もスマイリースが拠点にしている長崎をもっとPRしたいと、あるメンバーが熱くなり、またまた観光地を違った視点でP Rすることにしました。
さぁ今回の観光地は長崎市の「眼鏡橋」です。
長崎市民からすると定番中の定番と言っていい観光地ですね!!
他の県で例えると、京都でいう「清水寺」、奈良でいう「奈良の大仏」、福岡でいう「太宰府天満宮」といったところでしょうか!
あと芸能人で例えるとダイアンの津田さんでいう「ゴイゴイスー」、
叶姉妹の恭子さんでいう「美香さん」、林修先生でいう「いつやるの?今でしょ」になりますね。
まぁ、何が言いたいかというとそれぐらい定番の観光スポットだということです!
定番と言ってもただの石橋を見て何が楽しいの?と思うかもしれません。
実は橋の下に降りると、川を渡る為に岸と岸を結ぶように石が並べられている場所があります。そこを皆さんが渡る際の姿が水面に写り、写真が映えるのでグループで並んで撮影している方々も多くいます。
まだまだあります。橋の下に降りると石積みの護岸のどこかにハート型の石があります。そのハートの石の前で幸せ感が外に漏れまくっているカップル達が映え写真をよく撮影している光景を見ます。
つまり、映える写真が撮れる場所なのです!
富永:・・・・クソが!!!
あっ!!思わず汚い言葉を使ってしまい申し訳ございません。
未だに彼女が出来ずに映えの写真を撮り損ねているスマイリースの代表の富永です。
変なタイミングで自己紹介になってしまいました。
今回、僕は眼鏡橋にある疑問を持っており、その疑問をこの記事で解決したいと思っています。
その疑問とは眼鏡橋が水面に反射してメガネのようにみえる状態を、実際のサイズでメガネとして再現した場合、メガネとしての価値はおいくらになるのでしょう!?というものです。
というわけで今回、この立証にご協力頂く眼鏡屋さんをご紹介します。
長崎では知らない人がいないであろう有名なめがねのコクラヤ様です。
コクラヤさんと言えばやはり看板が有名です。
ご協力頂くコクラヤの社長様より意気込み!
宮田社長:はじめまして。
めがねのコクラヤの代表取締役の宮田と申します。最初にご依頼を頂いた時は新たな嫌がらせかと思い、危うく警察に電話をする寸前でした。しかし彼の強い想いと疑問を解決したいと思いに負け、今回は全力で査定させて頂くことにしました!!
*通常コクラヤ様では眼鏡の査定は行っておりません。
富永:宮田社長・・・。
社長自らご協力頂きありがとうございます。まさか警察に電話する寸前だったとは・・・。宜しくお願い致します。
また今回、この立証に協力してくれるメンバーは、最近PCとスマホがないと生きていけないと嘆いていて、将来的にメガネを掛ける確率の高い香月君です。
香月:小学校の頃からメガネを掛けている人に憧れていました。まさか最初に掛けるメガネのデザインが眼鏡橋になるとは思っていませんでした。
まずは実際に眼鏡橋を採寸しにいきます。
富永:長崎に住んでるけどこうやってゆっくり眼鏡橋に来ることないから新鮮だね。
香月:そうですね!!以前、付き合ってた彼女と来ました。その時にハート型の石の前で写真撮りましたね・・・。
富永:そっか・・・。香月君。折角来たから、思い出を上書きする為に僕と撮影しますか!?
富永:さぁ、気持ち切り替えて橋のサイズを測ろう!!まずは横の長さを測ろう。
香月:僕、橋の端っこまで行ってきます!!
富永:おっと!!ちょっと待った!!!香月君、今ダジャレ言ったよね?
香月:えっ?言ってないですよ!
富永:いやいや。橋の端っこって言ったじゃん!!!(ハシのハシっこ)
香月:眼鏡橋、定番のダジャレですけど!!!それが何か??
富永:すごい、恥ずかしそうに逆ギレしてるじゃん!!
香月:・・・・22メートルです!!!早くメモって下さい!!
富永:ハイハイ。22メートルね!(すごく恥ずかしそうにしてる姿がかわいいな!)
富永:次は橋の高さを測ろう!!俺は上にいるから香月は下に行ってくれる?
香月:はい!この階段を降りるといいのかなぁ??
香月:富永さん、メジャー下さい!!
富永:・・・・(返事なし)
香月:あの〜。富永さーん??聞こえてますか?おかしいな。上の様子を見てみよう。
富永:えっ?福岡から来たの?しかも同じ大学生なんだ!!
女の子:ここで何してるんですか?
富永:後輩が突然、眼鏡橋をメガネにしたいって意味のわかんない事を言い出して呼ばれたんだよね。
女の子:何それ!?意味わかんない!!ウケるー!!
富永:あっ!!丁度よかった。その後輩があの子なんだ!!
香月:富永さん!!どうしたんですか?
富永:観光で来ている女子たちの写真を撮ってあげたの!
香月:そうだったんですね。富永さんはやっぱり誰に対しても優しい人ですね。尊敬します。
富永:っで?高さは測った?
香月:測ろうとしたら富永さんが女子たちと楽しそうにしてたのでまだ測れてないです。
富永:よし、高さを測ろう!!
香月:僕、下に行くのでメジャーをお願いします。
女の子:あの・・・。眼鏡橋の長さを測ってるんですか?
富永・香月:はい!そうです!
女の子:Wikipediaで眼鏡橋の長さが分かりますよ!
富永・香月:えっ?ハハハッ。知ってるよ!!!
眼鏡橋の長さは22m、幅3.65m、川面までの高さ5.46m。
眼鏡橋 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 021年3月24日 (水) 16:38
https://ja.wikipedia.org/wiki/%!E(MISSING)7%!C(MISSING)%!B(MISSING)C%!E(MISSING)9%!F(MISSING)%!A(MISSING)1%!E(MISSING)6%!A(MISSING)9%!B(MISSING))
ナレーション(得松):富永と香月は眼鏡橋をメガネにする為に146分の1のサイズの眼鏡橋の模型を作ることにした。
富永:香月くん!!眼鏡橋のメガネが出来たね!!
香月:感動ですね!恐らく、眼鏡橋をメガネにしたのは長崎でも我々だけじゃないでしょうか!?
ナレーション(得松):眼鏡橋のメガネを持って二人はコクラヤさんに持って行く事にした。
コクラヤさんへの事前のインタビューによると、創業以来、眼鏡橋をメガネにして来店した人はいないということでした。
富永:こんにちはー!スマイリースの富永です。
香月:社長いますか?おーい宮田社長―――!!
宮田社長:おー!!富永くん、香月くん!本当に来たの?眼鏡橋をメガネには出来たの?
富永:はい!!これです!!
宮田社長:おー!初めて見た!これが噂の眼鏡橋のメガネか!!
香月:どうですか!?宮田社長、これはどこにも出回ってない代物ですよ。
宮田社長:よし!少し時間をくれ!!査定を本気で行ってみるね!!
ナレーション(得松):私たちは気付いた。宮田社長は、こんなにもバカげた学生のおふざけに真剣に向き合ってくれるとても良い社長である事に。
〜待つ事30分後〜
宮田社長:お待たせしました!!査定したところ、厳密に価値を出すのは難しいと社内での判断になり、相場内で計算をする事にしました。
まず、レンズの相場:1枚10,000円、フレームの相場:10,000円
合計20,000円になります。
富永:あれ?宮田社長。さっきの意気込みはどうしたんですか?これだとメガネの相場の価格を出しただけじゃないですか?眼鏡橋としての価値がわからないじゃないですか!?
香月:そうですよ!!こっちはそんな相場の話をしてるんじゃないんですよ!!
宮田社長:二人ともよく聞いて!眼鏡橋は山口県の「錦帯橋」、東京都の「日本橋」とともに“日本三名橋”にも数えられる国指定の重要文化財なんだよ!!
我々が価値をつけることなんてできない、とても貴重な価値のあるものなんだよ!!
富永:宮田社長!何を混乱しているんですか?僕らは眼鏡橋の橋の査定をお願いしたわけじゃなくて、メガネの査定をして欲しいだけなんですよ!!
香月:そうですよ!!尚更、歴史があるからこそビンテージ商品でしょ!!
宮田社長:すまない・・・。力になれなくて。また何か我々にできる事があったら言ってくれ。今日の所はもう帰ってくれ・・・。
富永:香月くん。結局、プロの眼鏡屋さんでも査定は難しいみたいだね。
香月:どうしますか?このまま諦めます?
富永:いや、宮田社長が参考に出してくれた相場の価格から僕たちなりに査定をしてみよう!
香月:どのようにして査定するんですか?
査定方法(計算式)
眼鏡橋の実寸
橋の長さ22mに対して、本物のメガネの一般的な長さ(ブリッジ幅)は15cmなので、15cm/22mで約146分の1縮小として計算を行う。
通常の眼鏡の相場価格
レンズ(2枚)の価格10,000円+フレーム10,000円=20,000円(税別)なので、眼鏡の価格は20,000円×146= 2,920,000円になります。
香月:おぉぉぉ!!292万円!!
富永:香月くん。焦っちゃダメだよ。これだとただの相場の眼鏡になってします。
相場の価格に眼鏡橋のビンテージ価格を付けるんだ!!!
香月:ビンテージ価格はどこから算出するんですか!?
富永:眼鏡橋の歴史こそ価格だから年数を調べてごらん。
香月:年数ですか!?・・・Wikipediaによると1634年に中国から来日した興福寺の2代目住職の黙子如定によって中国から石工を呼び寄せて眼鏡橋を建造されたそうです!!
1634年(寛永11年)、中国から来日して興福寺の2代目住職となった黙子如定(もくすにょじょう)によって架けられた
眼鏡橋 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 021年3月24日 (水) 16:38
https://ja.wikipedia.org/wiki/%!E(MISSING)7%!C(MISSING)%!B(MISSING)C%!E(MISSING)9%!F(MISSING)%!A(MISSING)1%!E(MISSING)6%!A(MISSING)9%!B(MISSING))
富永:1634年だね!!現在の2021年から1634年を引くと387年前だね。
387年のビンテージ価格(年数)を先程の292万円に掛けるといくらになるかな?
香月:292万円×387年= 1,130,040,000円(約11億3千万)です。
富永:眼鏡橋のメガネは11億円を超える価格があるということだ!!!!
恐らく、実際に存在したら世界一高額な眼鏡になるね!
この結果を宮田社長にも伝えて、店頭に置いてもらおう!
香月:長崎出身の僕からすると、眼鏡橋をメガネにするというのは、最初はバカげた事だと思っていたのですが、価格を付けてみると、本当に感動的でこれまで以上に眼鏡橋に愛情が湧きました。
富永:是非、観光客の方々に眼鏡橋を訪れる時に眼鏡だったら11億円もする価値の高いものだと思いながら重要文化財として楽しんで頂きたいですね。
最後にこのようなおふざけな企画に快くご協力を頂きましためがねのコクラヤさんに大変感謝致します。
眼鏡の事でお困りの方は是非、めがねのコクラヤさんにお越しください。
めがねのコクラヤ
たくさんのメガネから、お客様の好みに合ったメガネ選びをモットーに、レンズ付きフレームやブランドフレーム、キッズ用メガネといった老若男女幅広いお客様に向けたメガネを取り揃えています。
また、万屋店の3F・4Fにはギャラリーもございますので、ぜひご覧ください。
ギャラリーの開催スケジュールはコクラヤホームページからご確認ください
めがねのコクラヤHP
この記事の作成者
富永 雄伍
学生団体スマイリース 2代目代表
2021年4月からスマイリースの代表に就任
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自転車でカマキリを避けようとして足の親指を骨折した。
せめて避けようとしたのがテントウムシだったら許せた。悔しい。