【スタンレーレディス】渋野日向子 11連戦で米ツアー最終予選会へ「課題もたくさんある」

渋野日向子

女子ゴルフの「スタンレーレディス」(8日開幕、静岡東名CC=パー72)に臨む渋野日向子(22=サントリー)が連戦のまま12月の米ツアー最終予選会挑戦を予定している。

7日に試合会場で会見を行った渋野は「いまのところエリエールレディス(11月18日開幕)までを予定している」と明言。8月の「全英女子オープン」出場後、国内ツアーは9月の「日本女子プロゴルフ選手権」から復帰し、11週連続出場を予定しているわけだ。さらに渡米して計8ラウンドの長丁場となる米ツアー最終予選会に出場。あえて厳しいスケジュールでの難関突破を選択した。

まずは目の前の試合で結果を出すことにフォーカス。3週連続でトップ10入りを果たしているが、「なんだかんだ上位で終わっているけど、3、4日間通してよいゴルフができているかと言われると『ハイ』とは言えない。課題もたくさんある。優勝はまだ考えられてないし、そこまでの自信はない。今は目の前の一打一打を全力で頑張ってやるしかない」と強調した。

今週はハウスキャディーで試合に臨む。「理由は特にないですね」としたが、「今週は自分で考えてやらないといけない。それは勉強にもなるので、今日(の練習ラウンド)は考えてやっていた」。さまざまな経験を積みながら、さらなる対応力を磨いていく。

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