巨人・菅野が6回までノーヒットノーラン 投球時転倒のハプニングも自ら〝無事〟をアピール

5回の投球時、足を滑らせた菅野

巨人の菅野智之投手(32)が7日のヤクルト戦(神宮)に先発し、6回まで無安打投球を続けている。

まさにエースらしい投球だ。初回の先頭打者・塩見を空振り三振に切り捨てて最高のスタートを切ると、キレのある変化球を武器にヤクルト打線を翻弄。2回に村上の打球を大城が逸らし完全投球とはいかなかったが、動じることなく圧巻の投球を披露。5回には投球した際に足を滑らせて転倒するハプニングもあったが、自ら〝無事〟をアピールし5回まで63球、4つの三振を奪った。

6回に入ると先頭のサンタナに四球、さらに続く西浦にも死球を与え、無死一、二塁のピンチを招く。代打・宮本に犠打を決められ、一死二、三塁とされたが、ここからギアを引き上げ、塩見を投ゴロ、最後は青木を空振り三振に仕留め、得点を与えなかった。

このまま快投を続けることができるか、注目が集まる。

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