来年の沖縄県知事選、元県保健医療部長の砂川氏が出馬表明

 元県保健医療部長の砂川靖氏(61)が7日、県庁記者クラブで会見を開き、来年の県知事選に立候補すると表明した。砂川氏は「(県の発展のため)転換期に入りつつある沖縄の進むべき道を新しい考え方でリードし、目標とする社会を築くための道筋を示したい」と述べた。

 現県政に批判的な立場での出馬となる。砂川氏は「(玉城デニー知事は)パフォーマンスだけ重視しているように感じた。私は結果を重視する」とした。現時点で政党などからの支援予定はないが、今後連携を模索する考えを示した。

 砂川氏は1960年4月生まれ、那覇市出身。琉球大卒。84年に県庁に入庁し、人事課長や総務統括監、保健医療部長などを歴任した。21年3月に定年退職した。

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