【新日本】石井がオーカーンに激勝!鷹木が矢野から勝利!ザックが裕二郎を関節葬!飯伏がロアに大苦戦!ヒロムとKENTAが注目一騎打ち!<G1 CLIMAX31>10.7広島

新日本プロレスは10月7日(木)、広島・広島サンプラザホールで『G1 CLIMAX 31』第11戦を開催。

今大会ではAブロック公式戦(6日目)を含む、全6試合が行われた。

メイン(第6試合)の公式戦は石井智宏(3勝3敗)とオーカーン(4勝2敗)がシングル初対戦。

またスペシャルシングルマッチとしてKENTAと高橋ヒロムが対戦。

<全試合結果&試合後バックステージコメント全文掲載>

『G1 CLIMAX 31』
日時:2021年10月7日(木) 17:00開場 18:30開始
会場:広島・広島サンプラザホール
観衆:1,364人

▼第1試合 20分1本勝負
大岩 陵平 ×
vs
エル・デスペラード 〇
6分38秒 インディアンデスロック

■試合後バックステージコメント

デスペラード「入門して半年ぐらいの人間になんか言うことあるかって?あるわけなかろう。ああ……とりあえず俺は個人的に、こないだノブさん(金丸)が『デスペラード、何してんだ?』って……すいません。家で慣れないことやって両ふくらはぎを肉離れしてました。まあ、リハビリにもならなかったのう。なるわけねぇんだけど……。

まあ、別に言いたいこともないから……。あ、ロビー。そうだ、忘れちゃいかん。まず……お前、気づいたらアメリカでジェイ(ホワイト)とやってんだな?

なんかいろいろ、すごいことやってな。俺もまぜろや、そんな面白そうな話よ。ジェイとよ、こないだデビューしたかばっかのアイツと、なんだこの差は!」

大岩「(※足を引きずりながら引き揚げてきて、大きく息を切らせ、終始、悔しそうな表情を崩さず)ああ!SHOと、金丸と、デスペラード、3回先輩と闘わせていただきましたが、全部、納得いく試合ができなかったです……もっと練習します。クソッ!もっと強くなります!ありがとうございました!」

▼第2試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
高橋 ヒロム ×
vs
KENTA 〇
19分01秒 横入り式エビ固め

■試合後バックステージコメント

KENTA「(※しばしの無言ののち)ちょっと座らせて(※と言ってフロアにあぐらをかく)。これが“KENTA 2021”。なんか文句ある? 誰にも文句言わせねぇよ。たとえお前が言ったところで、お前らがどんなに批判しようと、これが俺だよ。これが俺の今。俺は、対ヘビーでやってきた2000年代、二千何年かもう細かい……あの時代のことも誇りに思ってるし、今の自分にも俺、誇りに思ってるよ。お前がなんと言おうと、お前らがどんだけ俺を侮辱しようとも、俺たちは関係ねぇよ。俺たちっていうか、なんでお前もこっち側入ってきてんだよ、俺たちって!俺には関係ねえよ。

ま、ヒロム、俺が思ってること変わんねぇよ、やる前から。まずテメェんとこ、まずテメェんとこ盛り上げろよ。ほかのヤツもそうだよ。俺が発したことにかみついてきて、お前、俺を火種にしてどうすんだよ?テメェらでそれやれよ。違う?テメェらがそれ作って面白くすんだろうよ?仲良しこよしはいいんだよ。な?(いら)ねぇんだよ。まずそれやれよ。ちょうど次、ジュニアの……『(BEST OF THE)SUPER Jr.』あんだろ?最高に盛り上げてみろよ。(石森)太二と金丸義信いんだろ? “ONE OF THE BEST”が2人もいて、面白くならねぇわけねーだろ?(その2人を)うまく使えよ。

ほんで、次は、誰だ?ザック?ザックね。アイツがまだペーペーだった頃から知ってるけど、ずいぶん調子こいてちゃって。なあ?最近、調子乗っちゃって、バックステージも滑らかなご様子で……ええ?まあ、俺しかいねぇだろ、ザック止めんの? なあ次……完全に、ガッチリ、ザック止めてやるよ……いや、もう止まってんだよ!トモ(石井)が止めてんだろ!ツッコめよ!ハァ……止まってんだよ、もう。でも、ここ俺、ザックもいただくぞ。やってやるよ、ザック。ザック、ザック、ザック、ザック……。(※ゆっくり立ち上がりながら)まあ結局、俺がなに言いたいかっていうと……高橋ヒロム、面白ぇじゃねーか。これからまだまだやってやるよ」

ヒロム「情けねえ……情けねえ……情けねえよ、これだけ言って! (※手にしていたジャケットをフロアに叩きつける)これだけ言って、このザマだ。ただ、俺が言ってきたことは、やってきたこと、これだけは否定されたくない! いつの日か、いつの日か必ず! 新日ジュニアが、最高だってことを証明してやる。

(※控室に歩を進めながら)情けなさすぎる。弱い……情けない! ああーーーーーッ! クソーーーーーーッ! ああーーーーーーッ!」

▼第3試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
飯伏 幸太 〇(5勝2敗=10点)
vs
タンガ・ロア ×(2勝4敗=4点)
13分46秒 カミゴェ→体固め

■試合後バックステージコメント

飯伏「(※這ってコメントスペースに入ってくる。フロアに仰向けになったままで)予想通り……凄いな……。タッグじゃもったいない。ほんとに……。今からでも、シングルプレーヤーになった方がいい……。いや凄い、凄い、ほんとに……。

(※上半身を起こして)凄いよ……これが遺伝子ですか……。凄いな、ホントにビックリしました……。こんな一発が大きい外国人、久々ですね、ほんとに……。なんだったんだ今?あれでもまだ出し切ってないですよね、たぶん?いやぁ、何回でも、何回でもやりたい……。まあ今日はまぐれ勝ちですか。でも1勝は1勝。ちゃんと、ヒザで仕留めたんで……。

(※ゆっくり立ち上がりながら)でも、新しい技を、編み出しておかないと……。まあ『G1』はいろいろありますけど、楽しいですよ、非常に……」

タンガ「(※軽く拍手をしながら)イブシ、おめでとう。勝ったのはお前だ。俺はうれしいよ、イブシとの1対1の勝負ができて……。今日は負けてしまったが、次は俺が勝つ。ありがとう」

➡次ページ(『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦・後半戦)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

▼第4試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
ザック・セイバーJr. 〇(5勝1敗=10点)
vs
高橋 裕二郎 ×(2勝4敗=4点)
14分15秒 テスコ・ミール・ディール

■試合後バックステージコメント

ザック「(※左の頬に冷えたペットボトルを押し当てながらコメントスペースに入ってきて)アイツに顔を殴られた。あのポン引き杖で顔を殴られたぞ!アイツの持ってるあの“PIMP STECK”でな。今は2021年だっていうのに、よくもアイツは自らを“PIMP”なんて呼べるよな!?ヤバくないか?あんな低俗なヤツの話して時間をムダにしてる暇はない。もう少しちゃんとできないのか!?(※気を取り直して)ダイジョーブ、ダイジョーブ。これで巻き返しただろ?トモちゃんに敗れて1敗を喫してしまったが、これで元通りだ。モンダイナイ!またゲンキになってきた。

でも、ポン引き杖でアイツに俺の顔の80%を占める大きいアゴを殴られた。だけど俺のアゴは相当頑丈で良かった。いつも野菜を食ってカルシウムを摂ってんだ。牛乳じゃ大したカルシウムは作られないぞ。そもそも牛のミルクは牛の赤ちゃんのものだろ? 人間は野菜を食っとけばいいんだ!また本題から話が逸れてしまった。(※スタッフに向かって)お前がいるから気が散るんだよ。それから俺は『G1』を優勝しても権利証の入ったブリーフケースは欲しくない!あんなもの持っててもバカみたいに見えるだけだ。『G1』はプロレス界で最も過酷なトーナメントなのに、優勝した褒美がブリーフケースだなんてふざけてる。しかもそれを防衛しろだって?やなこった。

それにどっちみちトーキョードームは数カ月後に迫ってるんだから、ブリーフケースなんていらない!ナシ!日本語でブリーフケースは何て言うんだ?とにかく(ブリーフケースは)意味ない。俺は優勝してそのままIWGP世界ヘビー級のベルトを獲るから。俺の言うことが気に食わないヤツは、直接立ち向かって来ればいいだけのことだ。(※カメラに向かってスペイン語で) HOLA NAITO! BIEN? (ハロー、ナイトー。元気?)ヒサシブリデスネ? 俺の試合、楽しんで見ててくれてるか、バカ野郎? バカといえば、『G1』にもまだまだ相手をしないといけないバカが残ってる。6人終わって、残り3人か。じゃあな。あぁ、アゴが痛い……」

裕二郎「(※崩れ落ちるように座り込んで、左腕をアイスパックで冷やしながら)痛ぇ、痛たたた……。やっちゃった、やっちゃった……。試合中に、何度も電気が走ってよ……。もう、左腕、折れてるよ、折れてる。折れてるな、たぶん……」

PIETER「(※裕二郎に寄り添って、左腕にアイスパックを押し当てながら)あらぁ……」

裕二郎「絶対、折れてる。痛ぇもん……。右腕もよ、意外と、痛いんだ、今……。今よ、健康なのは……3本目の、太い腕だけだな」

PIETER「やだぁ……」

裕二郎「これマジ……」

PIETER「ほんとにマジ?」

裕二郎「(※PIETERに支えられ、ゆっくり立ち上がりながら)3本目の腕はよ、いつでも、元気ビンビンだぜ……」

▼第5試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
矢野 通 ×(3勝3敗=6点)
vs
鷹木 信悟 〇(4勝2敗=8点)
8分17秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

鷹木「(※左肩にIWGP世界ヘビー級のベルトを掛け)勝ちは!勝ちだ。貴重な1勝だ。俺は、この2敗を死守して、なんとか望みをかけたい。これっぽっちも俺は!あきらめてないからな。残り大阪(10.9)、仙台(10.13)、横浜(10.18)……俺はまだ日本武道館、あの憧れの日本武道館、メインに立ったことないんだよ。武道館のメイン!なんとか立ちたいと思ってる。

まあ、今日は矢野の相手に、矢野の土俵に乗ると!見せかけて乗らない。これも立派な戦略だ。今日、第2試合でな、ヒロムが熱い試合をしてくれた。あれを(控室の)モニターで見てて、俺自身も熱くなったね。残り3つ!全勝して、可能性がゼロじゃない限り!わが道を突き進む……」

※矢野は頭巾をかぶったまま若手に支えられて引き揚げてきて、そのまま「ワー! ワー!」と叫ぶながら控室へ消えていった

▼第6試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦
石井 智宏 〇(4勝3敗=8点)
vs
グレート-O-カーン ×(4勝3敗=8点)
26分26秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

石井「(※激闘を終えて足元がおぼつかないが、それでもコメントスペース内を歩きながら)オーカーン、こういう試合なら、いつだってやってやるよ。何度でもやってやる。結局な、リング外で何言っても、何やっても、リング上がすべてなんだよ。リングで、生きざま見してから、それからの話だ。な?

それから、今日で勝ち越し?4-3(4勝3敗)か……。いや、違うな。俺の中ではイーブンだ。3-3だ。大阪(10.7)で、公式戦じゃねーけど、きっちり勝って、気持ちよく勝ち越ししてやるよ」

※オーカーンは若手の肩を借りて引き揚げてきて、ノーコメントのまま消えていった

➡次ページ(写真ギャラリー)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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