ローラ、アンドリュー・ガーフィールドの大暴走に驚愕 「メインストリーム」本編映像

劇場公開中の、アンドリュー・ガーフィールドが過激YouTuber役で主演する映画「メインストリーム」から、本編映像が公開された。

公開された本編映像は、「ジャッカス」シリーズの出演者ジョニー・ノックスヴィル演じる有名司会者テッド・ウィックがホストを務める、討論番組のシーン。実在のインフルエンサー達が本人役で出演するこの場面で、カリスマYouTuberのリンク(アンドリュー・ガーフィールド)は大暴走。出演者たちに何かを見せつけながら、奇声を発して大暴れする。

討論番組の出演者たちは本物のインフルエンサー。有名人へのメイク動画で430万人以上のチャンネル登録者をもつ美容YouTuberのパトリック・スター、元祖炎上系YouTuberにして格闘家でもあるジェイク・ポール、ハリウッド映画にも出演する日本でもおなじみのローラなどが顔を見せている。

インフルエンサーたちはアンドリューの演技について一切知らされておらず、アドリブで大暴走するリンクに驚愕する様子は本物だという。ジア・コッポラ監督は、「アンドリューの演技には興奮したわ。大ファンだから出演を依頼したわけだけど、普段ならあまりできないような役を、彼が自由に全力で演じる姿を見ることができて、私はいつも現場で満面の笑みを浮かべていたわ。どのシーンも迫力があって、毎回ワクワクさせられたの。役者にはその時に感じたことを表現してもらいたいと思っているから、現場では自由に、その場の雰囲気や気分に合わせて演じてもらうようにしていたのだけど、彼はアドリブもたくさんみせてくれたわ。ローラやジェイクたちとの共演シーンで、アンドリューが大暴れするシーンは完全にアドリブなの。他の人たちは彼が何をするのか一切知らなかったから、彼女たちが魅せている表情は演技じゃなくって本物の驚きなのよ。目の前であんな事が起きたら驚くのも当たり前よね」と語っている。

「メインストリーム」は、ロサンゼルスを舞台に、SNSのスターダムを駆け上がる若者たちの、野心と狂気を描いた作品。天才的な話術の持ち主・リンクは、仲間と動画制作を始める。破天荒でシニカルなリンクの言動によって人気YouTuberとなるが、いつしか「いいね!」の媚薬はリンクの人格をむしばんでいく。「アメイジング・スパイダーマン」などのアンドリュー・ガーフィールドがリンク役で主演し、ユマ・サーマンとイーサン・ホークを両親に持つマヤ・ホークが成功を夢見る女の子フランキーを演じる。監督は、ソフィア・コッポラの姪であるジア・コッポラが務めている。

【作品情報】
メインストリーム
2021年10月8日(金)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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