ベルギー、日本代表戦の逆転現象…”2点リードからの3失点”。監督嘆く「経験を捨ててる」

7日に行われたUEFAネーションズリーグの準決勝、ベルギー対フランスの試合は2−3というスコアで終了した。

ベルギー代表が前半のうちにヤニック・フェレイラ・カラスコとロメル・ルカクのゴールでリードを広げ、2−0でハーフタイムを迎える。

しかし後半フランスが反撃を見せ、62分にはエムバペのスーパーなドリブルからのクロスをベンゼマがシュートに持ち込み2−1に。

さらに69分にはPKで同点となり、試合終了間際にテオ・エルナンデスのゴールが決まって逆転。終わってみれば2−3となっていた。

ロベルト・マルティネス

「非常に失望している。我々は主導権を握ることができなかった。後半は十分にコントロールすることができず、フランスに反撃を許した。

フランスのようなチームを相手に戦うときは、ミスを犯せば罰せられる。2度と起こしてはいけないものだ。それをやってしまった。

これは、過去五年間の経験とすべての努力を示さなければならなかった。チームの努力がすべて捨て去られたのだから、失望は非常に大きい」

2018年のワールドカップでは、ベスト16で日本を相手に0−2から3−2と大逆転勝利に成功したベルギー。

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それを逆に今度はフランスにやられてしまったということで、ロベルト・マルティネス監督も「あの経験が捨て去られてしまった」と悔やんだようだ。

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