竜巻発生のメカニズム 身を守るには (解説:#気象予報士 #穂川果音)

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竜巻発生のメカニズム 身を守るには (解説:#気象予報士 #穂川果音) 夏から秋にかけては竜巻の発生に注意が必要です。 こちらは、竜巻の月ごとの発生確認数をまとめたものです。 特に八月から十月にかけて竜巻の発生確認数が多く、九月の発生数が最も多いことがわかります。 場所で見ると、日本海側の地域は一月を除いて特に太平洋側の地域を中心に竜巻の発生確認数が多くなっています。 そして、関東地方を除いて沿岸部で竜巻の発生確認数の多いことが分かります。 そもそも竜巻とは、対流によって作られる激しい渦なのですが、規模で見るととても小さいです。 直径は百メートル程度、また寿命は十分程。 ただ規模は小さくても激しい現象をもたらします。 こちらは近年の竜巻の事例です。 2014年の栃木市で発生した竜巻によって、怪我人が二名、また住宅など多くのところが被害に遭いました。 このときに観測された風速は三十三メートルから四十九メートルと猛烈な風を観測しています。 このとき、どのような気象条件だったのか振り返ってみます。 栃木県で竜巻が発生したときの地上天気図を見ますと、日本列島には台風が接近していることが分かります。 この台風から暖かく湿った空気が関東地方に入り込み、大気の状態が非常に不安定となりました。 ちなみに、日本で発生する竜巻の要因のおよそ二割が台風に関連していると言われています。 つまり、大気の状態が非常に不安定となり、対流の発達することで竜巻が発生することに繋がるのではないかと見られています。 具体的にメカニズム見ていきましょう。 風向きや風速が急激に変化する境目で渦がいくつも並びます。 その後、空気が持ち上がり対流が発生します。 この対流による雲が上昇気流によって渦を引き延ばし、引き伸ばされた渦が強化されることによって竜巻が発生すると見られています。 ただ、この竜巻発生のメカニズムはまだまだ未解明な点が多く、予測はとても難しいのも課題となっています。 現在、気象庁では、「竜巻発生確度ナウキャスト」として竜巻の発生する可能性をリアルタイムで見ることができます。 例えば、この竜巻発生確度というので見ていきますと、「発生確度1」が発表されてるときは、竜巻などの激しい突風が発生する可能性があるとき、「発生確度2」が発表されているときには、竜巻などの激しい突風が発生する可能性があり、注意が必要な時に発表されるものです。 対象地域に「発生確度1」や「発生確度2」が色別で表示されます。 しかし、一時間先までの移動予測を確認できるもので、新たな竜巻の発生予測ではありません。 竜巻から身を守るためには、「竜巻発生確度ナウキャスト」を活用し、また最新の気象情報を確認することが大切です。 対流雲が発生してる時には、その場から避難し頑丈な建物に移動するようにしましょう。 また、台風や前線が通過する時など大気の状態が非常に不安定になってる時も竜巻が発生する可能性がとても高くなっています。 そういった際も、是非これらの情報を活用し、早め早めに避難行動を行うようにしましょう。 #防災 #避難 #竜巻 #竜巻注意情報 #ろうと雲 #突風 #積乱雲 #大気の状態が不安定 #台風 #不安定な天気 #天気急変 #ゲリラ豪雨 #避難 #停電 #竜巻発生 #栃木市 #静岡県 #牧之原市 #北海道 #東川町 #サニースポット