ビートルズ『Let It Be』スペシャル版から「The Long and Winding Road (2021 Mix)」が公開

2021年10月15日に発売されるザ・ビートルズ(The Beatles)が1970年に発売したアルバム『Let It Be(レット・イット・ビー)』のスペシャル・エディションに先駆け、10月8日にプロデューサーのジャイルズ・マーティンが完成させた「The Long and Winding Road (2021 Mix)」が公開となった。

これは、9月17日に先行公開された他の4つの未発表音源「Get Back” (Take 8)」「One After 909 (Take 3)」「I Me Mine (1970 Glyn Johns Mix)」「Across The Universe (2021 Mix)」に続くもので、このスペシャル・エディションに収録される。

 <動画:ザ・ビートルズ「The Long And Winding Road (2021 Mix)」> 

ポール・マッカートニーによる不朽の名バラード「The Long and Winding Road」は、ビートルズの母国のイギリスではシングルとしてリリースされなかったが、他の多くの国ではリリースされた。1970年5月にアメリカでシングルがリリースされ、全米シングルチャートで20回目にして最後となったNo.1を獲得し、100万枚の出荷を超えてプラチナ認定を受けた。また、イージーリスニング・チャートでは2位、カナダでは1位、オーストラリアやニュージーランドなどでも大ヒットした。

この曲は、ジョニー・マシス、フォー・トップス、ダイアナ・ロスなどのカヴァーから、1970年代のアレサ・フランクリン、レイ・チャールズ、シェールらによるヴァージョンまで、何百ものカバー音源を生み出し、その後もジョージ・マイケル、ジュディ・コリンズ、ユスフ・イスラムなどがカバーしている。

『Let It Be』の スペシャル・エディションには、未発表の音源が27曲も含まれている。また、4トラックの『Let It Be EP』、グリン・ジョーンズが1969年5月に制作した14トラックの未発表ステレオLPミックス『Get Back』も収録されている。

Written By uDiscover Team

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