【競泳インカレ】池江璃花子、日大400Mリレー初Vに貢献「気持ちが一つになっている」

池江璃花子

競泳の日本学生選手権2日目(8日、東京辰巳国際水泳場)、女子400メートルリレー決勝が行われ、日大(山本茉由佳、小堀倭加、池江璃花子、持田早智)が3分40秒28で同種目初優勝を飾った。

前日に女子50メートル自由形でインカレ初Vを成し遂げた池江璃花子(21=ルネサンス)は第3泳者で出場。4位から首位へ浮上し、チームの優勝に大きく貢献した。

レース後は仲間とともに歓喜し、逆転劇について「山本選手がしっかり泳いできて、それに続いて小堀選手も離されないように泳ぎ、私が思いっきり抜かすという…大きく2位との差を離して持田選手につなげられた」と振り返った。

これで自身は「2冠」を達成。個人Vとはまた違い、みんなでつかんだ金メダルは感慨深いものがあった。

「とにかく優勝を狙っていたので、素直にうれしいです。日本大学は今回決勝に出たメンバー全員がメダルを取っている。すごく流れ、みんなの調子も、気持ちも一つになっていると思う」

また、同じルネサンス所属の4年生(山本、持田)への思いを問われると「みんなで金メダルを取れてうれしい。ここまで気持ちを切らさずに頑張ってきて良かった」と語り、3日目以降の活躍も誓いつつ「有終の美を飾って4年生を送り出したいと思います」と前を向いた。

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