組織的性犯罪など9つの罪で有罪確定したミュージシャンのYouTubeが削除

歌手R.ケリーの公式YouTubeチャンネルが削除された。先月ニューヨーク、ブルックリンでの連邦陪審で組織的性犯罪など9つの罪で有罪が確定したR.ケリー、2つの公式チャンネル「RKellyTV」と「RKellyVevo」が閉鎖となった。

での連邦陪審で組織的性犯罪など9つの罪で有罪が確定したR.ケリー、2つの公式チャンネル「RKellyTV」と「RKellyVevo」が閉鎖となった。

今後は新しいチャンネルを設立することも禁止されるそうで、グーグル所有の同動画サービスは、「R.ケリーに関連した2つのチャンネルを、作成者責任のガイドラインに従い停止したことをお知らせします」と声明を発表している。

しかし他のユーザーがアップロードしたR.ケリーの動画は引き続き許可されるそうで、現在も本人の音楽に関しては削除されていない状況だ。一方、複数のストリーミングサービスで、R.ケリーの音楽の削除を求めるオンラインキャンペーン「MuteRKelly」も展開されている。

組織犯罪及び売春目的で州をまたいで人を移動させることを禁じた連邦法を違反していた罪に問われていたR.ケリー本人は無罪を主張しているが、先月、審議の2日目にして5人の女性と7人の男性からなる陪審が有罪評決を下し、刑の宣告は来年5月に予定されている。

今回ニューヨーク州での裁判を終えたR.ケリーだが今度はイリノイ州での児童ポルノと妨害の罪に関する公判が予定されており、他にも同州とミネソタ州両方での性的違法行為の罪に問われている。

そんな中、本人は全ての罪を否定、何年にも渡る性的違法行為について無実を主張しており、2008年には児童ポルノの罪を問われたものの無実の判決が下っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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