フェルスタッペン、最速ハミルトンから0.635秒差「マシンの最適化ができていない」と代表/F1第16戦金曜

 2021年F1トルコGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=2番手/2=5番手だった。FP2でメルセデスのルイス・ハミルトンが記録した最速タイムとの差は0.635秒だった。

「今のところバランスがまとまっていない」とチーム代表クリスチャン・ホーナーは『Sky Sports』に対してコメントした。

「去年よりも路面のグリップが大幅に向上した。その関係で、セットアップを最適化できていない。今夜は忙しくなりそうだ」

「問題を理解する必要がある。マシンは優れているので、パフォーマンスをうまく発揮できる状態に持っていけばいいだけなのだが、今日はそれができなかった」

2021年F1第16戦トルコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

■マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
フリー走行1=2番手(1分24秒603:ソフトタイヤ/24周)/2=5番手(1分24秒439:ソフトタイヤ/27周)

 このコースはコンディションが良いと、より一層素晴らしいね。ただ、僕たちにとって今日は最高の一日ではなかった。今夜やるべきことが多いと思う。

 FP1からFP2にかけて、いくつかのことを試してみたけれど、今も改善できる点を探している。このコースに関しては、今のF1マシンでのデータはあまり多くはないんだ。

 ルイスが日曜に(パワーユニット交換による)グリッド降格ペナルティを受けることは知っている。でも、僕たちは自分自身のことに集中しなければならない。いくつか課題があるから、明日の予選までに改善したいと思っている。何ができるかを見ていくよ。土日に走るのが楽しみだ。

© 株式会社三栄