北陸新幹線 加賀温泉駅 アンベール!

北陸新幹線 敦賀延伸ルートのなかで、金沢からふたつめの駅―――加賀温泉。

北陸新幹線むけに新築中の加賀温泉駅は、「温泉郷の風情と城下町の歴史を感じさせる駅」に。デザインコンセプトは「加賀の自然と歴史、文化を見せる駅」。

コンコース・駅務室・待合室など旅客・駅務施設を担う駅本屋や、ホーム上に架かる屋根・外壁などの旅客上家が、鉄骨造平家建。

コンコースは、加賀特有の赤瓦を待合室に採用し、柱には県産木材を使うことで、加賀温泉らしさを演出。また山中漆器の挽きのイメージを壁丈夫に施したデザインに。

11月末までに外部足場解体を完了へ

ホームは相対式2面4線、ホーム延長は312m、駅舎の高さは約23m、駅舎の幅は約32.5m。

ホームには、外観の格子イメージを取り入れ、待合室などのひさしを木彫とすることで、加賀温泉郷の落ち着きとくつろぎを感じられる空間に。

加賀温泉駅新築工事は、昨年より屋根、外壁工事などを進めてきたなか、外部足場が解体され、駅の外観が姿を現した。

11月末までに外部足場解体を完了させるべく、駅名標の設置、駅舎中央部の外部足場解体を進めていく。

駅名標付近の足場解体は10月7日。今後、内装工事、設備工事を進めていく。

施工は大林・名工・宮地 北陸新幹線、加賀温泉駅新築特定建設工事共同企業体。

画像:鉄道建設・運輸施設整備支援機構
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/

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