【シュライナーズチルドレンズOP】松山のショットが観客に直撃し流血! 自身も57位に後退

松山英樹(ロイター=USA TODAY Sports)

【ネバダ州ラスベガス8日(日本時間)9日発】まさかの〝流血〟アクシデントだった。米男子ツアー「シュライナーズチルドレンズ・オープン」2日目(TPCサマリン=パー71)、10位から出た松山英樹(29=LEXUS)は3バーディー、4ボギーの72のラウンドで、通算5アンダーとし、57位で決勝ラウンドに進んだが、16番パー5で観客にボールを当ててしまった。

強い風が吹く中、精彩を欠いていた松山は16番でティーショットを右に曲げると、そのボールが男性客の額に直撃。男性は流血し、救護班が駆けつけて止血。深刻な状況ではなかったが、現場で見守った松山は「申し訳ない気持ちだった」と振り返った。そのホールをボギーとすると、18番も2メートルのパーパットを外した。

上位進出をもくろみながらもスコアを落としてしまった松山は「強風よりも自分の問題。(ティーショットをギャラリーに当てて)申し訳ない。救急の人がすぐ来たので安心してプレーはできたが(16、18番と)ボギー二つで上がってしまったのはもったいなかった」とコメントしたが、決勝ラウンドで巻き返せるだろうか。

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