メーガン妃が自身の〝高額絵本〟読み聞かせで販促も売上伸びず 「この種の本にしては高すぎる」

メーガン妃(ロイター)

先月のニューヨーク訪問時、メーガン妃は子供たちを前に自身が創作した絵本「ザ・ベンチ」を読み聞かせたが、〝PR効果〟は全くなかったと英紙デーリー・エクスプレスが8日報じた。

同紙は「メーガン・マークルの〝世界規模PR〟戦略、〝高額〟絵本の売上促進に失敗」との見出しで、同妃が今年6月に出版したデビュー作の売上が伸びていないと伝えた。

英王室評論家ニール・ショーン氏は同紙に「数か月前、メーガン・マークルの最初の本が出版されるということで大きな話題になった。子供向けの本として目新しい内容なのかどうか判断はしかねるが、英国ではこの種の本にしては高すぎるとみられている」と解説した。

そんな中、メーガン妃はニューヨーク滞在中、貧困層が多数を占めるハーレム地区の小学校を訪れ、児童に「ザ・ベンチ」の挿入絵を見せながら朗読。明らかな〝販売促進キャンペーン〟の目玉イベントだったが、その効果はほとんどなかったようだ。

エクスプレス紙は多くの書店が同著の値下げに踏み切っていると指摘。英アマゾンはハードカバーの定価12.99ポンド(約1980円)を8ポンド(約1221円)に値下げ、米アマゾンも18.99ドル(約2230円)を11.73ドル(約1316円)に値引きして販売している。

ちなみに、「ザ・ベンチ」の英アマゾンでのベストセラー本ランキングは現在9万4509位、米アマゾンでは1万5157位となっている。

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