【鎌倉市長選】10日告示 現新4人の混戦か、17日投開票

鎌倉市役所

 任期満了に伴う鎌倉市長選は10日、告示される。いずれも無所属で、新人のNPO代表寺田浩彦氏(59)、現職の松尾崇氏(48)、新人で元市議会議長の中沢克之氏(55)、新人で自治会長の兵藤沙羅氏(46)=表明順=が立候補の意向を表明し、混戦模様となっている。投開票は17日。

 寺田氏は自転車と歩行者の交通環境整備や、ごみ焼却型銭湯設置を主張。

 松尾氏は3期12年の実績を生かしたコロナを含めた災害対策を強調する。

 中沢氏はコロナ禍で市内事業者への運転融資や、ごみ問題の決着を訴える。

 兵藤氏は自校式オーガニック給食実現や、孤立防止の施策を掲げる。

 9月1日現在の選挙人名簿登録者数は15万1332人(男7万644人、女8万688人)。前回は衆院選と同日選で、投票率は60.12%だった。

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