JR西日本 DEC700形が山陰本線で初試運転
JR西日本で初めてディーゼルエレクトリック方式を採用した気動車であるDEC700形。今年、製造工場である川崎重工業を出場し、性能確認のための試運転を開始していました。
今回は、山陰本線で行われたDEC700形の試運転を現地レポートでお伝えします。
山陰本線 折居~三保三隅間にて
さて、山陰本線の撮影地として有名な折居・三保三隅間にやってきました。
ここには一眼レフカメラを持った撮影目的の鉄道ファンが詰めかけていました。
山陰本線 折居~三保三隅間
DEC700形試運転を別角度から見てみます。
山陰本線 折居~三保三隅間
1両のDEC700形が颯爽と通過していきます。
山陰本線 下府~浜田間
山陰本線 下府~浜田間
場所を移動し、山陰本線 下府・浜田間にやってきました。正面からDEC700形を見てみると、やはり227系や225系、323系などに似ているように見えます。しかし、前面形状を観ると、227系などに比べ若干押しつぶされたような印象を受けます。また、この前面形状で2扉で1両単行というのも少し違和感があるかもしれません。
浜田鉄道部に入区するDEC700形
入区を待つDEC700形
DEC700形が山陰本線 浜田鉄道部に入区します。
DEC700形の足回り
こちらはDEC700形の足回りです。新造されたばかりの車両ですので、機器類の汚れなどはほとんどありません。
また、エンジン音についても、既存のキハ120形よりも小さくなっており、ディーゼルエレクトリック方式を採用していることで静音化にも成功しているのではないでしょうか。
【著者】いずも 【交通系YouTuber】
いずもと申します。 当チャンネルは、主に山陰の交通機関を中心に『各地方ならではの魅力・特色やその歴史などを皆様に分かりやすいかつ、詳しく伝える』をモットーに発信しております。