中日・与田監督 8日に抹消した大野雄「今までにない強い張りが出た」

与田監督(東スポWeb)

中日・与田剛監督(55)が9日、前日8日に上肢のコンディション不良で出場選手登録を抹消された大野雄大投手(33)の今季中の復帰登板はないことを示唆した。

今季22試合目の先発登板となった7日の広島戦(バンテリン)では鈴木誠から満塁本塁打を被弾するなど、6回9安打4失点KOされ、自己ワーストとなる11敗目を喫していた。

大野雄を抹消した理由について与田監督は「今までにないような強い張りが出たので。本人は投げたがっていたが、私の判断で今年は無理をするなということで抹消しました」と説明。

その上で「(キャンプからスロー調整で)春先もああいう状態で今年スタートして、五輪もあり、疲労がかなり蓄積した中で今回、強い張りが出た。無理をさせると大けがになる可能性がある」とエース左腕の状態を気づかっている。

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