ソフトバンクが8連敗で10日にもV消滅 工藤監督「このままの姿を見せるわけにはいかない」

ソフトバンク・工藤公康監督(東スポWeb)

泥沼から抜け出せない。ソフトバンクが9日のオリックス戦(ペイペイ)に2―6で敗戦を喫した。引き分けを挟み悪夢の8連敗。10日もリーグ優勝が完全消滅する。

対戦防御率0点台に封じられている天敵の相手エース・山本由伸投手から、この日は中村晃が7号ソロを放つなど2点を奪って懸命に食らいついた。しかし、投手陣が踏ん張れなかった。今季3完封を許している山本にソフトバンク戦6勝目を献上してした。

残り11試合で3位・楽天と6・5ゲーム差。CS進出も風前の灯火だ。それでも最後まで王者としての意地を見せなければならない。工藤公康監督は「ファンの皆さんにこのままの姿を見せるわけにはいかない。いい姿を見せられるようにやっていきたい」と力を込めた。

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