ポリオ(小児まひ)を世界からなくそうと、神奈川県平塚市と大磯、二宮両町の計六つのロータリークラブ(RC)は9日、JR平塚駅前で啓発キャンペーンを行った。24日の「世界ポリオデー」に合わせた取り組みの一環。
駅前には「“ポリオ根絶”まであと少し」などと書かれた神奈川中央交通のラッピングバスを展示。メンバー約30人が駅利用者や買い物客らに啓発チラシなどを配布し、理解と協力を呼び掛けた。
横浜、川崎市を除く県内66のRCで構成する国際ロータリー第2780地区(田島透ガバナー)が世界ポリオデーに向けて県内でラッピングバスを走らせるキャンペーンを展開。今回のイベントもその一環で、平塚RCの鳥山優子さんは「ポリオはワクチン接種で根絶できる。多くの市民に理解を広げたい」と話している。